108.紅梅織についてなのですが
 初めまして。少し悩んでいるので聞いてほしいのですが。 気になるアンティークの夏の着物があり、それが、紅梅織の物だとは、調べて解ったのですが、問題はそれが、絹か?・綿か?ということが解らないことなのです。
 そのお店の方は‘絹’と云うのですが、光沢はないし、綿の様な肌触りだし、はりもあまりないのです。唯、透けて見えるのですが・・・・・。どうでしょうか?教えて下さい。御願いします。

 紅梅は勾配織、高配織とも呼ばれ、経糸、緯糸に地糸よりも太い糸あるいは数本引き揃えた糸を使ったもので、縞状または格子状に見える織物です。
  私の店で今扱っているのは、「綿紅梅」と「絹紅梅」です。(添付画像参照)綿紅梅は綿100%です。絹紅梅は地糸を絹で、織り込んだ太い糸には綿を使っています。割合として綿15%、絹85%です。
  外形上の違いは、風合いのほかに重さが顕著です。綿紅梅は一反約535g、絹紅梅は約365gです。
  絹紅梅は軽くて着易いですが、水洗いできませんのでメンテナンスの面で嫌う人もいます。
  さて、お手元の紅梅ですが、現物を見ていないので何とも言えませんが、綿か絹かをお試しなりたいのでしたら、糸を燃やしてみたらいかがでしょうか。綿の縫い糸を燃やして、それと比べてみると分かります。求められた店で言っている「絹」というのは上記の絹紅梅を表すのか、あるいは地糸も絹の紅梅が昔は織られていたのか分かりません。アンティークということですので、昔の紅梅は上記の綿紅梅、絹紅梅と違ったものが織られていたかもしれません。  
  どちらにしましても現物を見なければはっきりとお応えできません。上記の事を参考にされ、どうしても分からなければ、お近くの信頼できる呉服屋さんで見てもらっては如何でしょうか。

 詳しく説明して頂き、ありがとうございました。添付して戴いた画像を元に参考にしていきたいと思います。

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