112.伊達締め
 はじめまして、てると申します。 「伊達締め」について教えて下さい。
 両端の部分が薄くなっていない物もあるのでしょうか? つまらない質問で申し訳ありませんが、教えて下さい。お願いします。

 このご質問は、「こういった伊達締めを欲しい」というお話なのでしょうか? それとも、「こういう伊達締めを持っているのだけれども」というお話なのでしょうか?
  普通に売っている伊達締めにはいくつか種類があります。 博多織りのような、単で帯幅に織り上げたものは、真ん中が綴れ織りで厚く固くなっており、両端は平織りで柔らかくしてあります。
  羽二重や縮緬で作るものは、袋に縫って、真ん中に芯を入れて固くし、両端は何も入れない形とします。 これは、伊達締めとして締める場合に、結び目をゴロゴロさせない目的があります。 もし、端まで同じく固いものをお望みでしたらば、夏の単の帯を二つに折って使うとか、男の角帯を使うという方法があります。
 
踊りなどのお稽古をしておられる方はこういったものをお持ちになっていることがあります。幅は男物の角帯なのに、男がするのには女性ぽい柄のがあったり。

 本筑の伊達締めはおっしゃるとおり、両端が薄く柔らかくなっています。
  現在、商品として出回っているもので、両端が薄くなっていないものは見たことがありません。私が知らないだけで、あるかもしれませんが。 ただ、昔はあったと聞いています。
  両端まで堅いこしのある生地で、締める時には結ばずに端を挟み込んだそうです。結び目を作らずに締めるには良かったのかもしれません。 私の知るのはそれだけです。

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