120.ふるーい結城紬?について
 古そうな反物を手に入れました.本場結城紬織という件査証なるものがついていて女の人が糸を紡いでいる絵が描いてあります.それから隅っこに京都綿織物卸商業組合と書いた小さな査定証が貼ってあるのですが,これは綿織物なのでしょうか.結城では木綿も織っていたのでしょうか.どうすれば調べられるでしょうか.教えてください,よろしくお願いします.

 「古そうな」ということですが、いつ頃のものでしょうか。
 女の人が糸を紡いでいる絵が描いてある「本場結城紬織」の証紙は、今は本場結城紬卸協同組合の証紙ですが、それと同じ物でしょうか。 「京都綿織物卸協同組合」というのは聞いたことがありません。私が知らないだけか、昔あったのかはわかりません。証紙があるとすればあったのでしょう。
  しかし、「京都綿織物卸協同組合」の証紙が必ずしもその商品が綿織物である証拠とはいえないと思います。その組合が綿製品しか扱わなかったということはないでしょうから。
 綿と絹の違いは繊維を燃やしてみれば分かります。綿糸と絹糸を燃やして比べてみてください。それからその織物の糸を燃やして比べてみてください。違いが分かります。
 結城で綿織物が織られていたかどうかについては、「昔は織られていたでしょう」としか答えられません。ただし、それが製品として流れたのかどうかは分かりません。ここ百年位は織られていないとは思うのですけれども。

 
この反物は後日、送っていただきました。「ゆうきくんのきものトピックス」で取り上げています。

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