127.袴の着付け
 初めて投稿いたします。 袴の着付けについてお聞きしたいのですが、 私は普段、袴姿というのは舞いをなさる方のお姿しか拝見したことがありません。
  舞いをなさる方ですので白足袋で、踝ほどの位置に袴すそがきているような感じです。 いわゆる「馬乗り袴」というものかもしれません。 そのせいか、その他で袴をつけてらっしゃる方を他所で拝見するに、とても裾が短いなあ と思ってしまうのです。
  袴の着方の説明やエッセイ等を見ると、「短めに着付けるのが しゃきっとしてよい」とありますが、 いくらなんでも足袋の終わりが見えて、すね肌が見えているのは短いような気がして しまうのですが… どのくらいの長さで着るものなのでしょうか?
  足袋(こはせ数)次第ですか?それとも全く定義はないんでしょうか?

 袴の裾丈の定義は「スカートの長さに定義があるのですか?」と同様、一般的な定義はありません。ただし、場所場所での定義はあるところがあります。
  例えば、宝塚の生徒さんの袴は「5枚コハゼの足袋の履き口から素足が一線見える丈」とされています。
  某保育園の卒園式の教師の袴は床丈でした。丈が揃っているので、園長の指示と考えています。
  通学服として袴を穿いていた女学生の場合は、かなり短めだったようです。
  某校では「長羽織の丈と同じ」という膝下の中間位の短さだったとか。 もっとも、この場合は編み上げ靴や黒ソックスに黒パンプスという足元ですので素足が見えるわけではありません。
  丈が長いとフォーマルに見え、短いと活動的に見えます。 袴はフォーマルのみのものではありません。目的別に丈は変わると思っています。

 丁寧な回答、ありがとうございました。 規定はない、とのことでしたが、 例えば短く着るのであれば足袋はこはぜの多いもの、というくらいの決まりなどはあるのかと思ったのでした。 肌が見えないということが肝要、というようなものだとか。 そういったことも特にない、ということですね。 ありがとうございました。
  添付頂きました画像、拝見いたしました。 が… 正直、「袴の着付け:裾の違いの資料」という点では適当ではないような… 裾の部分などのアップでよかったと思いました。 ご旅行の際の記念ピンナップを流用頂いたのでしょうか? 楽しんで着ていらっしゃるんだろうなということは充分拝見できましたが
 袴の着付けについてのご質問ですが、私は着付けの専門家ではないので、はっきりとしたお答えはできませんが、経験の範囲内でお答えいたします。
 その前に「袴」と仰っているのは男物ですね。「舞をなさる方の・・・。」「白足袋で・・・。」と書いていらっしゃるので、男物の袴の着付けについて私の経験で申し上げます。
 袴をどの丈ではくのか、という定義があるかどうかは分かりません。おっしゃるように「すね」が見えるようでは短すぎるでしょう。しかし、長すぎると、特に階段を上る時に裾を踏んでしまいます。やや長めの方が裁っている姿はカッコいいようにも思えます。
  「足袋の半分くらい見える」〜「足袋の上端から1〜2cm位」までが良いように思えます。
  私はその場によって長さを変えています。結婚式や葬式などではやや長めに、手方として走り回らなければならない時には短めに、という風に。幕末の志士達が京の街を走り回る姿は(映画の上での事なので本当はどうだったか分かりませんが)やはり短い袴のようです。
 きものについては着方も含めて定義というものはないと思ったほうが良いでしょう。袴に関しては、長さ(紐下寸法)は仕立ての本や袴地に付いてくる標準寸法に従うと長すぎるように思えます。
  私や私の周りの人、お客様は皆角帯、袴を下腹に近く締めているのですが、ものの本に従うと、子供の袴のように胸の下辺りまで着てしまうのです。
 袴を着る定義は、「自分が着てもっともカッコよく着る事」だと思います。袴は紐の位置で調整できますから、自分の袴姿を見て「これだ!」と思った着方が一番ではないでしょうか。
 はっきりと答えられなくてすみません。定義や決まりに拘るのであれば着付けの先生に聞いて見て下さい。できれば複数の。(着付けの先生の中には???と思えるような着付をされる方もたまにおられますので)
 丁寧な回答、ありがとうございました。 結局のところ、規定はないんですね。 女性の着物(=着流しの場合、とも言えるでしょうか?)はあまり短い のはやはりどうかと思われやすいので、基準のようなものが、はっきり とした規定ではなくともあるのかと思ってお尋ねいたしました。
>袴は紐の位置で調整できますから、
これは…裾を決めて締める位置を変える、という意味でしょうか? また新たにお尋ねしたようで申し訳ございません。
 男の袴の場合、紐は角帯の上に締めます。紐から角帯をどの位覗かせるか、ということで3cm程度裾の高さを調整できます。また、角帯そのものの締める位置も変えられますから、自分の袴より5cm位長い、または短い袴でも工夫次第ではく事ができます。着付師によっては、「この長さでなければ着せられない」という人もいますが、きものはわりと鷹揚なものです。

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