161.浴衣で半襟は・・・   
 浴衣に半襟を付け、名古屋帯に帯締め帯揚げ、白足袋にぞうり。 これは、綿紅梅、絹紅梅、長板中形などの高級浴衣に・・・・。ここまではわかりました(高級浴衣の見分け方はまだわかりませんが)。
Q1.半襟は何につけるのでしょうか?長じゅばんを着るのでしょうか。それとも肌着に半襟を?
Q2.半襟をつけずに、名古屋帯(帯揚げ、帯締めをしている)の浴衣姿を、そして素足に下駄・・の写真を見ましたが、これは普通の(私の意味することはごく普通の高級ではない)浴衣でもOKなのでしょうか?
教えていただけますか?

 Q1. 半衿はもちろん襦袢に付けます。(半衿の語源は襦袢衿という説があります)夏の普段着ですので麻襦袢をおすすめしています。襦袢を簡略化したものとして半襦袢や衿の広い下着があります。普通の肌着では衿が細いので半衿は掛けられません。ゆかたですので下着でも充分ですが、下着の場合は袖が付きませんので、気にされる方は下着に袖を付ける方もいらっしゃいます。
Q2. きものを着る場合、半衿、太鼓帯、足袋というのは必須のものです。これらを省略するのは普段着(おさんどん等の)またはくつろぎ着になります。 ゆかたに半衿をせずに太鼓をして足袋を履くのは、踊りの人達が舞台で着る場合くらいだと思います。「ゆかたざらい」と称して山形でも芸者さんや踊りの社中の方々が発表会をします。その時にはゆかたに名古屋帯、足袋の出で立ちです。
  ゆかたはあくまでも、くつろぎ着ですから通常のゆかたに裸足で太鼓帯をしめるのはおかしいと思います。 しかし、最近私もテレビで(NHK教育放送だったと思います)きものの先生と称する人がどうどうと浴衣に太鼓帯を締める指導をしていました。私は首を傾げてしまいました。ゆかたに太鼓帯、裸足という姿は良くマスコミにも登場するようです。 「ゆかたに太鼓」に限らず、マスコミには?と思わせられるようなきもの姿がよく登場します。マスコミと言うのはおかしなもので、マスコミが取り上げればそれがあたかも正しいかのように思われてしまいます。
  私はゆかたの成り立ち、従来の慣習から言ってゆかたに太鼓はおかしいと思いますが、昔もゆかたに太鼓を締めていた人はいたかもしれませんし、きものに「何が絶対」ということはありません。 私が「ゆかたに太鼓はおかしい」と言う事と、ゆかたに太鼓を薦めている人が「構わない」という事は同じ様に響くことでしょう。

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