171.着物掲示板から移させていただきました。   
 みなさま はじめまして草屋と申します。
  自分は、茶道をかじっておりまして、茶道用に着物がほしく探しておりました。 予算の都合もあり、古着で探していたところ、甲田氏の精好仙台平の馬乗り袴を見つけ購入しました。 しかしよく見ると普通の馬乗り袴と違う点が見られました。 少々考えてみましたところ以前、「きものくらぶQ&A」と言うHP に書き込まれていたことを思い出し、再度読ませていただきましたところ、そちらに書かれておりました本来の仕舞袴と同じ特徴を備えておりました。 書き込まれてた方は、わからなければメールしてくれても書いておりメールしてみたのですが、すでに使われておりませんでして。
  前置きが長くなりましたが、お教えいただきたいのは、茶道用に探しておりましたので、こちらを普通の馬乗りに仕立て直すことは出来るのでしょうか?
  また、長さも私では2尺1寸から2寸ぐらいがちょうどなのですが、2尺4寸あります、こちらも詰めたり出来るのでしょうか。
  つらつらと考えていたのですが、すそ上げのような単純な方法は、サイドのスリット?の位置がおかしくなるので使えないかと思いますし、仕立て直しもひだの筋がかなり厳しそうな気もしております。 あと、色が薄いベージュの色無地なのですが、どういった役どころの方が使われるかどなたかご存じないでしょうか(能ですと名物裂のイメージが強いのですが)。
  ものとしては、小林能装束(有)の文庫紙に入っており、前紐の後下に甲田氏の落款が入った袴にハギレも10センチ以上残っております。状態も、完全に未使用、しつけも完全に残っておりますただ、少々置き染みの点が出ております。値段は、5万円を少し切るぐらいでした。
  サイズが大きかったので、かなり悩んだのですが、2度と手に入りそうにないものと思い購入してしまいました。 どうしたものか考えており、よろしければアドバイス願えませんでしょうか。

 どのような袴をお持ちなのか、詳しく分かりませんが、仕舞袴を茶道で使う馬乗り袴に仕立て替えられるか、というご質問だと思います。
 一般的に、袴はきものと同じ様な仕立替はできないと考えてください。
  きものを仕立替える場合は、解いて筋を消して元の反物の状態に戻してから仕立て替えます。しかし、袴の場合はご存知のように生地が硬く折り消しがうまく出来ません。筋が残ってしまいます。それと、仕立てが着物のように直線断ちばかりでなく複雑ですので、解いて元の反物に近い状態にはなりませんので、寸法や形式が大きく違う場合は折り消しが出来たとしても、仕立てられません。
 仕舞袴と通常の馬乗り袴の大きな違いは、前後の差が大きいことと、相引の長さが違うことです。流派によってひだの大きさや数も違うようですので、現物を見なければ何処がどれだけ違うかは分かりません。
 今お持ちの袴をお茶で使うのでしたら、せいぜいそれらしく直す他ないと思います。丈を短くしたりすることは可能ですが、全体のバランスがくずれても構わないという前提に経たなければなりませんので、直すときにはその呉服屋さん仕立屋さんと良く相談してください。
 最後にアドバイスです。すばらしい袴を五万円程度で購入されたようですが、形式や寸法が合わなければ何もなりません。直すにしても加工代がかかるでしょう。お茶で使う平の袴でしたら誂えで仕立てても10〜12万円位でできます。新調された方が良かったと思います。

 ゆうきくん様 はじめまして、回答ありがとうございました。
  やはりあのひだの筋は消えませんか。 詰めるとするとおっしゃるとおりバランスが崩れそうです。 幸い生地も、仕立ての店も名の通ったとこのものですので委託にでも出してみます。 精好仙台平の色無地はじめてみましたし、物としては気に入ってただけに残念です。何とか、着てみたかったのですが。
  袴、お茶用の色無地でしたら、そんなにしないとは聞いていたのですが、仙台平にあこがれており出来ればと思っておりましたもので、直してでもと思い手を出してしまいました(他の袴でしたら、古着でここまで出すつもりはなかったです)。
  このたびはありがとうございました。  草屋

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