180.草履について教えてください。   
 草履も着物同様、沢山持っていればそれなりに着物と帯に合わせてこの草履を、と考えられると思いますが、着物初心者の私の様な者にとって、持っておいたら良い草履を教えて下さい。
 今の所、私はバッグとお揃いの草履(訪問着用のもの)と白に近いクリーム地の4CMの高さ(重ねなし)の物しか持っておりません。やはり、帯の色やお着物の地色と合わせた重ねの草履を持っておいた方が、この先、履きやすい・合わせやすいですか?
  また、桐の下駄や、桐の下駄の上にわらじの用なものを貼り付けてある草履(!?)はどの様な時にはいていけるのですか?コルクがのっているものも見かけました。夏の浴衣にもはけて、袷の着物でも履けるものとは、もしあるならば、どのような物か教えて下さい。 宜しくお願い致します。

 着物雑誌やムック本など、ご覧になられますか? 全身が写っている写真やコーディネートを提案しているページから、ヒントを貰うと云うのは、いかがでしょうか? ご自分の持っていらっしゃる着物と似た色調の物があれば、ストレートに参考になりますし、こんな感じの時にはこんな草履なのね、、、と云う物も見つかると思います。 「あると便利な草履」は、人それぞれですから、、、だって持っている着物もマチマチですから。

>今の所、私はバッグとお揃いの草履(訪問着用のもの)と白に近いクリーム地の4CMの高さ(重ねなし)の物しか持っておりません。やはり、帯の色やお着物の地色と合わせた重ねの草履を持っておいた方が、この先、履きやすい・合わせやすいですか?
  白っぽい草履は、どんな着物にも合わせられる便利な草履だと聞いた事があります。 私も二足持っていますが、草履に迷った時には重宝しました。

>また、桐の下駄や、桐の下駄の上にわらじの用なものを貼り付けてある草履(!?)はどの様な時にはいていけるのですか?コルクがのっているものも見かけました。
 
これは、私には答えられません。

>夏の浴衣にもはけて、袷の着物でも履けるものとは、もしあるならば、どのような物か教えて下さい。
  船底下駄は、ご存知でしょうか? 歩き易いので、私は大好きです。 下駄の台の形も重要ですが、鼻緒の素材も木綿などのカジュアルな感じだとウールや木綿着物には合いますが、絹物には釣り合わないかもしれませんので、よく選んでください。

  思うのですが、デパートでネクタイを選んでいると店員さんがYシャツを持って来てくれますよね? あんな風に草履屋さんでも、いろんな足袋(白足袋を貸してくれる草履屋さんはあります)や着物のハギレを持って来てくれると良いと思いませんか? それは無理なので、荷物が増えてしまいますが私は着物のハギレや足袋を持参して買い物に行きます。 なっちゃんママさんの「便利な一足」が早く見つかります様に。

 返信、ありがとうございました。
  そうですよね。それぞれに持っているお着物が違うのですから、一概にこれ!とは言えないですよね。しかし、白系のもの(私の場合はアイボリーですが)を持っていると、重宝するとお聞きして少々安心致しました。
  ところで、返信によりますとお着物のあまり布を持ってお買い物をされるとか。とても、参考になりました。ですが、そこでまた質問です。和服の場合、帯の地色よりもお着物の地色に合わせるのが一般的なのでしょうか?
  私の日常、洋服を着るときですが、「ベルトと靴」ですとか「バッグと靴」などの様な合わせ方で靴を履く(選ぶ)事が多いのです。と、言ってもそんなに靴を沢山持っているという訳でもありませんので、結構、洋服自体の色も大体は、自分の好きな色=持っている靴にも合う色となるとは、思うのですが・・・。
  帯の地色に合わせてしまってはおかしいですか? クドイようで、すみません、宜しくお願い致します。

 季年明けで平常運転(?)になっていらっしゃる方が少ないのかなあと思いまして、まだまだ着物初心者ですが書き込みをさせていただきました。

>そうですよね。それぞれに持っているお着物が違うのですから、1概にこれ!とは言えないですよね。しかし、白系のもの(私の場合はアイボリーですが)を持っていると、重宝するとお聞きして少々安心致しました。
 昨年の夏に夏草履を持っていなかったのですが、白い草履があって助かった事がありました。 白い草履は、一年中使える優れものです。

>ところで、返信によりますとお着物のあまり布を持ってお買い物をされるとか。とても、参考になりました。ですが、そこでまた質問です。和服の場合、帯の地色よりもお着物の地色に合わせるのが一般的なのでしょうか?
  私の日常、洋服を着るときですが、「ベルトと靴」ですとか「バッグと靴」などの様な合わせ方で靴を履く(選ぶ)事が多いのです。と、言ってもそんなに靴を沢山持っているという訳でもありませんので、結構、洋服自体の色も大体は、自分の好きな色=持っている靴にも合う色となるとは、思うのですが・・・。

 そう云えば最近は洋服の時に、革製のバックと靴の色を合わせようと考えていませんでした。 スカート(パンツ)とタイツ(ソックス)と靴の相性は考えますが、バックの色はアクセントになる様に選んでいる様です。
  多分、、、足に合う靴は少ないので持ち物(バック)で変化を付けようとしているんだと思います。 着物の時は、着物の面積が大きいので尚の事、鼻緒や帯〆・帯揚げがアクセントになると思います。 目立つ様に組み合わせるか、溶け込む様に組み合わせるかもその時の気分でしょうし、一般的にどうこうとかを気にしなくても良いのでは無いでしょうか?
  頭で考えて合わないと想像している組み合わせが、実際に合わせてみたら新鮮に感じる事もあると思います。
 
洋服ではタブーの柄on柄が出来るのが、着物の楽しさですよね? 何色も一度に身に付けられる楽しさも、着物独自だと思います。

>帯の地色に合わせてしまってはおかしいですか?
 それは、おかしくは無いです。 私も袋帯とバックと草履の三つがお揃いと云うのを持っています。 また、着物や帯のハギレでバック等を誂えて、一度に身につける事もしています。
  ただ、この帯の時はこの草履と云う着方はしていません。 私の拙い経験ですが、履物は天候にもよりますし、礼装ならば履き替えると云う事も必要ですが、その時の全体の雰囲気で何を履くかを決めています。

>クドイようで、すみません、宜しくお願い致します。
 いえいえ、気にしないでください。 他の方の意見も書き込んでもらえると良いですね。 履物は色や形が気になったりしますが、靴と同じで履き心地も重要です。 良い台であれば鼻緒を挿げ替えたりして長く履けるそうです。
  なっちゃんママさんのお気に入りの一足が早く見つかります様に。

 返信、ありがとうございました。どんなお答えがかえってくるのかとワクワクしながらいつも開いています!!
  今回は2件も「New返信」が来ていてとても嬉しく、驚きました。 沢山の草履を見て回って、一番「コレ!」と思うものを探していきたいと思います。ありがとうございました。
 既にお持ちのようですが、白に近いクリーム色や、パール色はお出掛け系に着物や帯の色を選ばないオールラウンドです。 帯に合わせるのはコダワリ系ですね。「どれにも合う」のではなく、「この帯をしたときに合う」という組み合わせです。
  二足目のオールラウンドは、黒エナメル台に黒に朱かエンジのツートン鼻緒かな。色足袋を使う場合は、カジュアルっぽくなるので、白計の草履が浮きやすいので、色の濃い草履をもってきます。
  洋服でも黒パンプスは用途が広いですよね。 といっても、真っ黒はお葬式用なのが着物のお約束なので、一色鼻緒に加えておきます。さす色は赤系なら若い人(40歳位まで)傾向、挽き茶や花田は年配傾向ですが、普段着る着物の傾向で決めても大丈夫です。
  最近は、「寒色系は年配」とは限らないので。よく使う帯締めの色と揃えると、「ちょっとコダワリのオシャレ」です。 草履の高さですが、高いものはよそゆき系、低いものは普段着、お出掛け着系になります。よそゆきや礼装が多いのか、ショッピングや観劇が多いのかで、考えてください。
 桐は塗り下駄や焼き桐の右近下駄がオススメです。 ウールや木綿に色足袋で履くと便利です。勿論浴衣にも素足でOK 化繊の着物で銘仙っぽい、アンティーク柄にも塗りや焼き桐下駄が使えます。 右近下駄は、草履に近い形状の下駄で、浴衣用などにもよく出回っています。 鼻緒はちょっと太めで綿の入っているものを、きちんとすげてもらうと、 大変歩き易いです。 私だと小紋を街着風にカジュアルに着るときも、この下駄を使っています。 「わらじのようなもの」は「畳表の下駄」と言います。 用途は諸説あるようなので、よくわかりません。 普段履きかなと思えば「花嫁は畳表なのよ」という話も聞きますし。
 返信、ありがとうございました。 今回は2件もNew返信が来ていたので、嬉しく、またビックリ致しました。 また、色々と教えて下さい。宜しくお願い致します。
 白っぽい草履はいろんな着物に合わせやすいと思います。また、私はあまりお着物や帯に色を合わせというのはやったことのないお洒落とはいえない人間なので、なんとも。
  白の次にオススメするとしたら、濃い色はどうしても遊び着や普段着限定になるので、ちょっとしたところにも言う意味で用途が広いのは、淡い色だと思います。淡いブルーかピンク、つまり、暖色か寒色か、ご自分の肌色やメークの傾向にあわせたものはいかがでしょうか?
  私は上布や小千谷などの麻や木綿でもしじらなどの襦袢を下に着る着物しか着ないので、浴衣のことはよく分かりません。でも、夏の着物にも袷の普段着にも右近タイプの下駄を合わせています。黒塗りは袷には合わせにくいので、夏専用。白木ははだしではいた場合、足の型がつくので足袋をかならず着用するようにしています。夏と袷兼用の塗り下駄なら茶系を主に使っています。 わらじのようなものが畳表をさすなら、十三参りのときに使い、その後、10代の礼装振袖に使っていたものがそうでした。背の高い草履で畳が貼ってあるのであれば、礼装にということだと思います。
  貼ってあるのが網代のものは、普段着の久留米や紬にあわせて履いています。雨下駄にも使っている二枚歯下駄も表が網代風で、少々の濡れでも足がさらっとしているので好きです(写真)。こういうものであれば、普段着用かなと。 お気に入りが見つかるといいですね。

 大変おそくなりまして申し訳ありません。 2日からの初売り、それに続いて10日まで父の一周忌の遺作展、と忙しくようやく今日明日(11日12日)正月休みになりました。
  RESは直ぐに書ける場合とそうでない場合があり、ようやくまとまった時間ができましたので遅ればせながらお答えいたします。
 既に他の方々からRESか入り出番が無いようですが一言。
  きものに草履を合わせる場合、特に若い方々は神経質になりすぎているように思います。
 私の店に草履を買いにいらっしゃる方は、きものの色や帯の色、バッグの色まで説明して草履はどれが良いかと相談されます。きものの色や帯の色を考慮して草履を選ぶことは良いと思いますし、全体のコーディネートを勘案すれば当然のことと言えるかも知れません。
  しかし、和服の場合、洋服ほど神経質に選ばずとも良いように思えます。
 私の知り合いの女性がイタリアで、イアリングと靴を同じようなピンクの色にしていたところ、現地の友人に「どうして同じピンクにしないのか」としつこく言われたという話を聞きました。
「なるほど本場イタリアではそこまで厳格に色にこだわるのか」
と思ったものです。
  きものの場合、草履ばかりでなく帯締め帯揚げ伊達襟などの色袷は定まったルールはありません。
「帯締めと同じ帯揚げと伊達襟を持ってくるようにと着付け屋さんに言われました。」
と店にやって来る人も居るのですが、全く同じ色の物はまずありません。そしてそれは合わせ方の一つであって、決まったルールではないのです。
  私がお客様に草履を薦める時にはまず次のように説明しています。
「草履を選ぶときには、着物の色に合わせて何色でなければならないという事はありません。着物の色に合わせなければ成らないとすれば、着物の数だけ草履が必要になります。自分の個性で選ばれるのが良いです。しいて言えば、最近は現代的な洋服感覚のきものもあります。古典的なきものであれば現代感覚の草履は合いません。例えば若い方がきれいな赤系のきものを着た場合、今の若い人がはくような地味な草履は合いません。赤い古典的な着物であれば、赤系、白系、赤や朱の入った黒、その他あわせる草履は沢山あります。一方、現代的な茶色の沈んだ色など地味な着物にはそれなりの草履がありますが、こちらも何色と決まっているわけではありません。」 
 
草履も個性ですから、着物、帯とトータルで合うのであれば、良いですから、「帯にあわせなければならない」とか「着物に合わせなければならない」と考えないほうが個性的に着物を着られると思います。
 「わらじの様なものを貼った下駄」は「のざき」と言います。載っているのは「わら」ではなく、竹皮を編んだものです。草履と下駄では、草履が格上で下駄は一般にカジュアルになります。下駄でもフォーマルに履くものもあります。七五三で履くコッポリ(ボックリ、ボクリ、高堀とも言います)などですが、コッポリは鬼ころさんの仰る舟底下駄の一種です。舟底の他、御船と呼ばれる下駄があります。草履と全く同じ形をして(舟底と違って、下駄の底全体が地に付きます)櫻皮を貼ってあったりしてより高級感があります。
  また、「のざき」も軽い小紋にも履くことがあります。
 紬の場合は普通の下駄を履くこともありますし、小紋でも御船やのざきを履くこともあります。「夏の浴衣にも履けて袷の着物にも履ける」と言えばこのあたりではないでしょうか。袷のきものと言っても紬か軽い小紋の部類になるでしょうが。

 返信、ありがとうございました。 沢山の方々からの返信も頂いて、その後自分なりに考え、色々なお店を見て歩いている今日この頃でした。それでも、「これ!」と言えるものに未だ出会えずにいるのですが、出会えるその日までは、とりあえず白に近いアイボリー系の今持っている草履を履いていたいと思います。
  これでいいか、と妥協してしまうのがあまり好きではないものですから(*^^*)
  今回、沢山の方々が返信をして下さったのを見て今一度、心強く思いました。 これからもどうぞ宜しくお願い致します!

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