181.袖丈の違う長襦袢とお着物についての対処法を教えて下さい  
 皆様、そしてゆうき様こんにちは、いつも着物初心者の私の質問にお答え頂いて有難うございます!
  今回の質問ですが、私の持っている長襦袢は袖丈が49cmのものです。その長襦袢に合わせてこれからはお着物を仕立てていこうと思ってはいるのですが、母から譲り受けたい大島紬のお着物は、袖丈が45cmと少々短めでした。
  この場合、私の長襦袢では、袖丈が45cmのお着物を着るのは難しいのでしょうか?
  袖丈はこれ以上長くは出来ないと言われました。(余りが無い為) 少々なら、長襦袢の袖丈が長い分には着られると聞いた事はありますが、今回の場合4cmもの差があります。袂の方で、重みにより、長さは違ってもおかしくなく着られますか?
  そのままでは、難しい場合、その対処法を教えて下さい。 宜しくお願い致します。

 長襦袢と着物の袖丈は、襦袢が長い分には、4センチくらいなら許容範囲内だと、、、 それよりも問題(重要)なのは、肩幅と袖幅です。 肩幅は同寸で、袖幅は襦袢の方が2分(約8ミリ)程狭いのが普通です。
  その着物と襦袢は、袖丈だけが合わないのでしたら、合わせて着る事は出来ますが、その着物の上に着る羽織りやコートの袖丈は、それと同寸か短いのが都合が良いです。 その着物に合う羽織り物を一緒に譲って貰えると良いですね。
  1尺3寸(約49センチ)の袖丈(コレが今は一般的ですが、背の高い方は長くする人もいます)の着物に合わせた羽織り物を、その着物に合わせる時は、身ヤツ口から飛び出さない様に安全ピンで止めてたり糸でちょっと綴じて着ると良いでしょう。 4センチも差があるのが気になるのでしたら、その着物専用の袖を作って半襦袢等に付けて着るか、襦袢を着ないで、袖のみを着物の内側に縫い付けて襦袢を着ている様に見せかけると云う方法もあります。
  沢山着てお出かけして下さいませ。

 問題の論点がはっきりしませんが、順序良くお答えいたします。
  49cmの袖丈の襦袢を45cmの袖丈のきもの用に袖丈を詰めるのは難しいことではありません。一般に寸法を出す(広げる)場合には、生地の長さが可能か(縫込みがあるか)、折消しがうまくできるかどうかの問題がありますが、詰める場合は縫いこむだけですので、折消しも必要なく容易にできます。呉服屋さんに頼めば3,000円程度で詰めてくれると思います。
 問題は、その襦袢を今後どのように使いたいかということです。
  今後その大島用に着るのであれば袖丈を詰めてしまえばよいわけですが、他の着物にも着たいというのであれば、単純に詰めるわけにはいかないでしょう。
 袖丈は持っている着物全てを統一しておけば、襦袢の袖丈は一通りで良いのですが、普段着より晴れ着の袖丈が長いのが普通ですので、着物を良く着る人は普段着用と晴れ着用の襦袢を複数持つことになります。
 母親や友人から譲り受けたきものは袖丈がそれぞれですので、将来のことを考えると統一されたら良いと思います。何センチぐらいと言われると、きものの種類や個人差(気になるかどうか)がありますので○○センチとはいえませんが、襦袢の袖丈が少々長い分には振りから襦袢が出ませんので着ることはできます。
  なっちゃんママさんにお奨めするのは次のようなことです。
・自分に合った袖丈を決める。(普段着と晴れ着それぞれに)丈をいくらにするかは、自分の希望と、今持っている着物を有効利用するにはどのくらいなのか考えてください。
・それに合わせて襦袢の袖丈、着物の袖丈を替える。着物の袖丈がその寸法通りに出せない場合、許容範囲に収まるようにする。
 できるだけきものの寸法は統一したほうが後々の為になります。詳しいことは呉服屋さんと相談してください。当社でも受付けますが。

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