24.長浜   
 先日、町の呉服屋さん(スーパーの二階の呉服部かな)でプチ展示会がありまして、遊ばせて頂きに行ってきました。
 娘の三歳の祝着を今年は物色しているのです。 そこで、超売れ残り年代物の反物が格安で出ていましたが、時代は感じられるものの、とても可愛いものだったのです。
  京都弁の販売員さんが、「なんとか浜ですわ」っておっしゃってました。その風合いというか、触った感じが今まで知らなかったような新しい手触りで、「こういうの初めて触りました」って言ったら、丹後と長浜(ですか?)の産地があるのよと教えてくれました。
  娘が飽きてしまって、売り出しの伊達締めだけGetしてそのまま帰ってしまいましたが、ひさびさに呉服に触れて楽しいひとときでした。
  長浜というのは、今でも盛んに生地が作られているのでしょうか?また、長浜という聞き取りがあっていたら、この事について教えてください。 よろしくお願いします<(_ _)>

 白生地の産地としては、京都の丹後、滋賀県の長浜、新潟県の五泉の三つが有名です。他に兵庫県の出石、石川県の小松でも織られていますが、こちらは少量で私も余り見たことがありません。 現在でも織っているのかも分かりません。
  五泉は夏物の絽が有名です。他に羽二重も織られています。縮緬の主産地は丹後と長浜です。amiさんの聞いた「?浜]というのは「長浜」のことでしょう。
  長浜で織られる縮緬は一般に「浜ちりめん」と呼ばれています。 丹後の方が量的には多いのですが、業界では浜縮緬が高級とされています。量的に少ない長浜では質に掛けたのかも知りません。もっともこれは一般的な話です。全ての浜縮緬が全ての丹後縮緬よりも高級ということはありませんから、やはり自分で判断されるのがよいでしょう。
  呉服屋は作家名、肩書き、産地名などで余計な付加価値をつけようとする場合もありますので・・・。 参考までに「丹後縮緬」「浜縮緬」「五泉」の白生地に押される印を添付します。

 明日、義母と町の呉服店の展示会へ行く事になりました。 柄は、アンティークというには新しすぎですが、裕次郎の頃かなあ、あんな時代の可愛い花が描かれてます。
  アンティーク系にしようかなと思っていたのですが、私の三歳の時は大人の着物をこわしたので、娘にはどんなに売れ残りでも、反物から作ってみたかったのです。(私の紫の錦紗もたいそう素敵だったんですよ!)
  義母と反物見て、きゃっきゃするのもいいかなと(笑) 浜ちりめんはまふまふしていて、でも軽くて良い感じのものでした。 作家モノとか言われましたけど、そういう事は私はよくわかりません。でも、値段に対して、自分で納得していますので、他の詳しい方に笑われても気にはしません。
  刻印も、添付して頂いたのではないような気がしますが、触って、持ってみて、軽くてやわらかくて、私は充分掘り出し物だと自分で感じました。だからいいんです(笑) 今宵は義母も義父も楽しそうでした。 全く、小さな女の子は家族あげての楽しみです♪ 明日は展示会で手機の比較にされていた機械織りの結城を着ていってやるう(笑) ・・・
  それにしても、長浜という所が滋賀県とは知りませんでした。 娘が大きくなったら、一緒に長浜を訪ねてみるというのもいいかも♪ ・・・それまで、幻の産地になっていないことを祈ります。 無くなって欲しくないですね。ささやかながらも、着物を楽しむ家族というものが。

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