217.割入れについて
 好みの色合いの創作伊勢型江戸小紋を買ったのですが反幅から判断して裄が出ない事が判明しました。 長さが13mあるので柄あわせをしなければ、割入れも出来そうなので考えているのですが、目立つものでしょうか?
  目立つようならば、今回の反物は違う利用の仕方を検討し、もう1度裄の長い江戸小紋を探そうかとも思っています。 仮に割入れする場合、袖付け側と袖口側どちらの方が目立たないのでしょうか?
  また割入れした江戸小紋では割入れしていないものより格が下がりセミフォーマルにならないという事はありませんか?

 >長さが13mあるので柄あわせをしなければ、割入れも出来そうなので考えているのですが、目立つものでしょうか?

 これは、柄あわせが必要な柄でしょうか?もしそうならば、接ぎは目立ちます。 伊勢型といっても柄行きは様々ですし色によっても目立つかは違ってきます。

>目立つようならば、今回の反物は違う利用の仕方を検討し、もう1度裄の長い江戸小紋を探そうかとも思っています。

これは幅いかほどの反物でしょうか?通常女性モノの反物ならば1尺(約38cm)です。古いモノや手織りの機ではもっと狭いものもありますが。 逆に、女性モノだとこれよりも幅の広い伊勢型の反物は探すのは難しいと思います。 また、逆に想定されている裄はどれほどでしょうか?

>仮に割入れする場合、袖付け側と袖口側どちらの方が目立たないのでしょうか?

お相撲さんの場合、袖付け側で入れます。

 返信遅くなりました。
「割りいれ」という言葉がよく分かりません。当方では使いませんが、裄が極端に長い人(お相撲さんなど)または昔の幅の狭い反物で仕立てる場合に袖に布を剥いで仕立てることだと理解してお答えいたします。
 どのような柄の江戸小紋かは分かりませんが、一般的な江戸小紋でしたら腕の良い仕立屋さんに頼めば人目には縫い目が分からないくらいに仕立ててくれると思います。その場合袖付け寄りに8センチ位足すのが普通だと聞いています。
 袖を剥いで仕立てたもの(割りいれしたもの)は、やはり見た目に普通とは違ってくると思いますが、それによって格が下がるということはありません。

 以上が回答ですが、それよりも気になることがあります。
 めぐさんの身長はいくらでしょうか。裄丈はいくらでしょうか。反物幅が足りなくて裄が採れないという事ですが、現在織られている反物幅は大体9寸6〜7分(36〜7センチ)。江戸小紋の場合、型染めてしたら耳内でも9寸5分はあるはずです。理論的に裄の最大丈は「反物幅×2−縫い代」ですので約1尺9寸弱(72センチ)採れる筈です。
 女性の方で裄丈が72センチで足りないということはほとんどないと思います。
 めぐさんの身長、体格も分かりませんし、どのような反物かも分かりませんので推測するしかありませんが、考えられるのは、まずその反物が古く幅が狭いということです。昔の反物は9寸前後で8寸5分くらいの反物も見たことがあります。しかし、それは昭和30年代のものだと思います。
 また、裄丈が1尺9寸で足りないとすれば逆算して身長が1m75cm以上だと考えられます。
 そして最も考えられるのが裄丈の計り方が正しいか、と言うことです。
 裄丈の問題は、私は大変な問題だと考えています。このことにつきましては次の私のHPを参照してください。 「続きもの春秋12.巨大化するきもの」 「ゆうきくんのきもの講座6.きものの寸法について」
 どちらにしましても通常の反物で裄丈が足りないというのはどうも解せない話です。真相はどういうことなのか知りたいのでRESをお願いします。 尚、型染の場合、型の幅が決まっていますので幅の広い反物というのはまず見つからないと思います。

 身丈は168cmですが、裄は74.5cmです。
  呉服屋さんで仕立てを依頼される時に計測して頂いている数字ですが、非常に長いので驚かれています。 自分で計測する時、首中心のグリグリがある所から斜め45度に手を広げて手首のグリグリ上迄計測し直しても74.5cmという数字になります。
  身丈が大きい人と脇に腕を挟む感じで比較した事もありますが177cmある男性より長かった事があります。 私が購入した江戸小紋の反幅は36cmです。 36cm(幅)−2cm(縫い代)*2=裄 で計算して概算で裄を出しています。
  身長168cmで裄が74.4cm(1尺9寸6分)というのは通常考えられません。
 私は身長176cmで裄70cm(1尺8寸5分)です。
 裄の測り方を洋服と同じに考えてはいらっしゃいませんか。
 きものの裄丈は腕をまっすぐ横にして計ります。その差は8〜10cmになります。最近は少し長めになっていますので、腕を伸ばして計った裄丈よりも5分程度長くしますが、それでも洋服の裄丈よりも7〜8cm短くなります。  それと、肩幅を37cmとした場合、後巾よりも5〜8cm程度肩幅が広くなってしまいます。きものとしては非常に不恰好に成ってしまいます。
 めぐさんが今後きものを着る上でとても大事なことだと思います。納得するまで調べてみてください。
 裄の計測の仕方は2種類あると思いましたが違いますでしょうか?
  確かに、呉服屋で、真直ぐ測る店もありますし、斜め45度で測る店も存じ上げております。 裄70cmの着物も持ち合わせていますが、美容室で着せて頂いても短いですね。といわれております。
昔の方は腕も短いですから考えられないのでしょうが、最近の若い人は長いですよ。 因みに若い女性で今は、160cmの女子で裄が71cmという方も周囲に多いですから、168cm−74.5cmは不思議にも感じませんが。
ゆうきくんがおっしゃる方法で計測をしてみても73cmです。 私は何処で計測しても実測で長いのは承知していますがやはり裄は欲しいです。
  ちなみに、洋服とのお話ですが、長袖を購入して7分袖として通常着用しています。 シャツ類で長袖が欲しい場合全てオーダーです。
  実際に手が長いのにありえないとか不恰好との理由で逆に短いのを奨められ誂えるならば着物を着たいとは思っていませんので、江戸小紋は誂えない方向で検討します。 そして着物からは離れようと思います。 ありがとうございました。
 幅広の反物ならば、男物の中から探すと云うのはいかがでしょうか?
  地味な色柄になりますが、帯や半襟などで幾らでも可愛らしく素敵に着こなせると思いますよ。 ハードルが高ければ高い程、おしゃれ心に火が付きませんか?
  離れるなんて、悲しくなる事をおっしゃらずに、再考をお願い致します。 私の友人に着付け教室でケンカをして、金輪際着物は着ないと云っている人がいるのです。
  私は着物が大好きですから、とっても悲しいですよ。 広幅の白生地からお誂え、、、な〜んて云う着物道の本道(?)を行くのも素敵だと思いますよ〜♪
 着物は好きですが不恰好と言われてまで着たいかと問われれば着たくないです。 どうせなら気持ちよく着たいですから。
  白生地。浜ちりめんの特注で1枚仕立てて持ち合わせています。 ただ思うのはキングサイズを購入するのに、馬鹿高い金額を何で出して着用しないとならないのか疑問があります。 身丈が低い人は安くキングサイズは何倍もの額を支払うのであれば、エルメスケーリバック1つでも買った方が使い回しが利きますし。
  20代前後でなんでそんな何拾万も支払って着ないとならないのか馬鹿げています。 給与の何倍ものの額を出してまで着るようなものだとは思っておりません。 だからこそ足し布でも裄だししたいとも思ったのですがそんな裄がありえないと見てもいないのに言われてまで着たいとは思えなくなりました。
  申し訳ありませんが、男物の色は着たくないです。地味で老けて見られるばかり。 洋服であれば若く見られる分悲しくなるだけでした。 長く着用出来そうな地味な色は持ち合わせています。 だからこそ可愛い色を探したのです。
  日本舞踊をするのでしたら短くても動きやすいとの理由で短く着ることもあるようですが、そういうのでもありませんから、どう見てもおかしく映っているから気にもなります。
  写真を撮る際も子供の着物を着ているか。または親のお下がり?と言われるくらい周りからみて裄が短く映っているのです。それも新品で誂たばかりであってもです。 腕を曲げて取ると肩がはって見えて不自然です。 何でわざわざ曲げていないといけないのでしょう?
  裄がぴったりある人には分からない悩みでしょう。 しかし、周りからそう見えていて言われるとブルーにもなります。 だからこそ裄が欲しいと思っていましたがどうやらその考えは違うようですね。
  今しか着れない色を着たくて探した江戸小紋ですがブラウスにでもしようと思います
 値段が数倍になるなんてこと、ほとんど、ありません。 白生地段階だったら、1割ないしは2割程度、割高になるだけです。
  だってね、糸が増えるのは1割だけですからね。 一尺一寸巾の変わり無地縮緬だったら、常時、丹後で織ってますよ。 長浜で特注で織らせたということですし、ワンロット織らなければいけないだろうから、すごく、高くついたのかもしれませんね 。
 買われるときに、じゅうぶんな説明、受けられましたか? では、またね。(旅)

>着物は好きですが不恰好と言われてまで着たいかと問われれば着たくないです。
>どうせなら気持ちよく着たいですから。

もちろん、そうですよね。

>白生地。浜ちりめんの特注で1枚仕立てて持ち合わせています。

もう既に、一反お持ちなんですね。

>ただ思うのはキングサイズを購入するのに、馬鹿高い金額を何で出して着用しないとならないのか疑問があります。
>身丈が低い人は安くキングサイズは何倍もの額を支払うのであれば、エルメスケーリバック1つでも買った方が使い回しが利きますし。

着物一枚にケリーバック並のお値段は、私も出せません。 結城や大島、久米島ならば別ですが。 それでも、よっぽど気に入った物であればの話しですが。

>20代前後でなんでそんな何拾万も支払って着ないとならないのか馬鹿げています。
>給与の何倍ものの額を出してまで着るようなものだとは思っておりません。

お給料の数倍なんて、、、想像もしていませんでしたよ。 もっと色んな呉服屋さんを当たられたらいかがでしょうか? 良心的な呉服屋さんならば、コチラの懐具合にあった物を探してくれると思うのですが、、、

>だからこそ足し布でも裄だししたいとも思ったのですがそんな裄がありえないと見てもいないのに言われてまで着たいとは思えなくなりました。

あら〜、、、皆さん、身近にめぐさんの様なモデル体型の方がいないので、素朴な質問をされただけだと思いますよ。 めぐさんは、せっかちですね。 もっと時間をかけて考えてみて下さいませ。 着物は仕立てに出せば、普通でも一ヶ月待たないといけません。 すぐに着る機会が迫っていれば別ですが、時間をかけないと良い結果は生まれないと思いますよ。

>申し訳ありませんが、男物の色は着たくないです。地味で老けて見られるばかり。

和服は足し算だから、たとえ長着が地味な男物(例えば極鮫や万筋)でも、帯が大輪の花の染めだったり、振りから紅色の襦袢がチラッとみえたり、八掛けに小花が散っていたり、帯留めや草履の鼻緒などでいくらでも若さを演出する事は可能だと思います。 それにそう云った地味な長着の方が、帯しだいで幾らでも印象を替える事が出来るので、重宝だと思います。

>洋服であれば若く見られる分悲しくなるだけでした。
>長く着用出来そうな地味な色は持ち合わせています。
>だからこそ可愛い色を探したのです。

なるほど、そうでしたか、、、めぐさんの見つけられた創作伊勢型江戸小紋は、可愛い色なんですね。 私も伊勢型江戸小紋は、好きで一枚持っています。 割を入れた着物をお持ちの方を探して、見せていただくと云うのはどうでしょうか? 大変難しいとは思いますが、ご本人の眼で確かめて決められるのが一番だと思います。 その伊勢型江戸小紋をお買いになった呉服屋さんは、どうおっしゃっていますか? めぐさんの裄に合わせて割を入れて仕立てましょうと、云われましたか?

>日本舞踊をするのでしたら短くても動きやすいとの理由で短く着ることもあるようですが、そういうのでもありませんから、どう見てもおかしく映っているから気にもなります。
>写真を撮る際も子供の着物を着ているか。または親のお下がり?と言われるくらい周りからみて裄が短く映っているのです。それも新品で誂たばかりであってもです。
>腕を曲げて取ると肩がはって見えて不自然です。
>何でわざわざ曲げていないといけないのでしょう?
>裄がぴったりある人には分からない悩みでしょう。
>しかし、周りからそう見えていて言われるとブルーにもなります。
>だからこそ裄が欲しいと思っていましたがどうやらその考えは違うようですね。

誂えたばかりの着物を着てるのに、そんな事を云われたと聞くと、他人の私でもブルーになります。 日本人の体型の進化に、呉服業界が遅れているんですね。

>今しか着れない色を着たくて探した江戸小紋ですがブラウスにでもしようと思います。

ブラウスですか、、、う〜ん、、、素敵なのが出来ると良いですね。

 こんにちわ、 めぐさんは私と身長が同じなんですね。 私も身長169cm、ワイシャツの裄は78cmです。もちろんワイシャツは男物。 既成のスーツの袖は必ず長くしてもらっているクチです。

>20代前後でなんでそんな何拾万も支払って着ないとならないのか馬鹿げています。
>給与の何倍ものの額を出してまで着るようなものだとは思っておりません。

 それは、かなり良い織りとか染めとか作家モノとかではないでしょうか?
  普通の江戸小紋クラスならもっとずっと安価に手に入るところがあります。 幅広の白生地を女モノの柄や色で染める方法もありますよ。 着物の良いことは「指定して染めて」も「染めてあるものを選ぶ」のでも、値段は同じなことです。(定価ベースね) だって、染め屋さんからしたら、手間同じですもの。
  出来合いの反物でも、大量生産品ではないのです。
  私は、黒紋付を男性用の尺一幅の羽二重を染めてつくりました。裄2尺と5分(78cm)の。こんなことも可能です。 でも普通のは1尺8寸5分(70cm)、化繊の既成モノだと1尺7寸(66cm)も愛用しています。「裄が短い」といわれたことはついぞありません。1尺6寸(61cm)すら、お下がりだなんてバレたことありません。(1尺3寸はさすがに「短いわよ」と言われました) もちろん、袖の中では肘を引いて、手首が袖口になるようにしています。

>腕を曲げて取ると肩がはって見えて不自然です。
>何でわざわざ曲げていないといけないのでしょう?
>裄がぴったりある人には分からない悩みでしょう。

 肘を引いたときに肩が張って不自然に見えるのは、仕草として正しくないからだと思います。 そして、着物を着た場合には小柄であろうがなんだろうが、腕をダランと下にたらしているのは格好が良くないのです。
  小柄な人でも、そのようにすれば手は10数センチも出てしまうのです。 肘を曲げて胸元に腕を置く、座ったら、膝の上に自然な形で手を置くのが、着物を着た際の仕草の基本です。 着物の寸法はそういった仕草を想定して算定してあります。

>しかし、周りからそう見えていて言われるとブルーにもなります。
>だからこそ裄が欲しいと思っていましたがどうやらその考えは違うようですね。

 確かにね。私もリサイクル屋によっては、人の身長見て「ここには、会うサイズありませんよ」と門前払いしてくれる店があって、ムっときます。 但し、それを「裄が欲しい=割入れで」しか手段がないのかは、別の問題なんじゃないかしら。
  着物には、他にも色々と方法がありますよ。 添付は裄66cmの着物です、当然肘を引いてポーズしています。 「裄が短い」とか、「肩が張って見苦しい」と感じますか?

 あのう、ちょっと気になったので言わせてください。 旅さんのHPとゆうきさんのHPをいつも参考にしています。
  特に掲示板は、着物初心者には心強い味方です。 でも、ゆうきさんと旅さんには大変な作業だと思います。お仕事の合間にボランティアみたいに、見てもいない着物について返答しないといけないのですから。
  また質問している人やそこから役立てている人がお二人のお客さんでもないでしょうしね。
  えっとですね何が言いたいのかと言うと、返答は状態を見ないで言う一般論ではないでしょうか?
  こんな方法もありますよ。ここをもう一度考えてみたらいかがですか?ってね。 出すぎたマネをしてごめんなさい。失礼しました。
 めぐさん、始めまして。
  折角作られた着物を、ブラウスに作り変えられる などと云うお話を伺うと、何とも勿体無い話と思い 出て来てしまいました。
  裄の事なのですが。 実は私も、以前は実寸で短いというだけではなく、 実際に着た時の見た目も短めでしたから、最近長く なったと思っていました。
  とはいえ時代の流れ、段々と仕立てる時の裄も長めに なって来ています。 手を引っ込め気味にして、何とか着てしまっていま したが…それも疲れますし。 (肩は張らせません、下げる感じにして腕を曲げ、肘を 引っ込めます。 ですから腕が疲れて来ますが、それ程では無くても 着物を着る時には、何時もそんな風にして、腕を余り 伸ばさない様にしています。)
  そのまま着られそうな着物類も、自分では残念ながら 出来ませんので、裄直しをしていただいています。 ただ…雑誌などで見ても、もう少し短くてもと思う事も ありますし、 逆に、若い頃の短い裄の着物を、手を引っ込め気味に 着ていた頃を思い出す様な、短めな裄の着物の、背の 高そうなモデルさんの写真も見かけます。
  こうした感覚は個人差があるかとは思いますが、子供の 着物やお下がりとお感じになる様な、裄の長さはどんな 感じなのか、実際の写真か…それもどうもとお考え でしたら…現在発売中の着物雑誌の中の、この写真位と 教えていただけませんか? (雑誌の写真を持ち出してしまうと、まずいでしょうか? ゆうきさん、旅さん?)
  うるさい小母さんが、色々と書き込んでうるさいと お思いになったかも知れません。 でも、娘…いえ、もう少し若い姪位とお見受けしま したので…。お節介をお許し下さい。

 はじめまして、めぐさん しばらくぶりにこちらにお邪魔して読ませて頂きました。
  私は、お袖の袖付け側に、剥ぎをされた着物を見せて頂いたことがあります。 こちらで云う割り入れという物だと思います。 お母さんが若い頃のお着物で、娘さんもとても気に入っているのに、娘さんは背も170以上と高く裄も長いとのことで、何とかならないかしらと云うことでお願いなさったそうです。
  昔のお着物で、一般に女並に仕立てられていたそうですが、見事に着付けをして分からないところから、生地を捕り、身丈も裄もだしていただいておりました。 似たような生地で足し布をされていると云うことですが、着たら見えないところ、もちろんこれが、出来る着物とできない着物があるでしょうけれど、着物って結構ゆうずうが利く物だと思います。
  袖の剥いだところは、ここですよ、と言われなければわからないくらいでした。 私は、このお着物は、こんなに大事にされて幸せだなぁ〜と思い、胸が熱くなったことを覚えています。 そして、仕立ての方の腕の良さにも感心させられてしまいました。
  新しい反物であれば、きっと反物のやりくりも上手に出来、袖の剥ぎ布も出てくるのではないでしょうか。 人それぞれですので、何とも言えないのですが、せっかく気に入った反物が、もう既に手元にあるのですから、仕立てられてみてもよいかなと思ったりも致します。

>白生地。浜ちりめんの特注で1枚仕立てて持ち合わせています。

 このお着物を着て、気になるところの寸法を直して頂いたら如何でしょうか。

>今しか着れない色を着たくて探した江戸小紋ですがブラウスにでもしようと思います。

 若いときにしか着られない色や柄、ぜひ着て欲しいです。 年を取ってしまったら、後悔しても始まらないのですから。 ブラウスという方法も確かにありますが、じっくり考えてから結論を出されても良いかと思いましたので書かせて頂きました。

 旅から旅です。 めぐさん、こんにちは。
  さて、裄の問題は、むつかしいところです。 でも、僕は反物の巾が限られているから、長い裄のひとは、短い裄で、ガマンしなさい、、という立場ではありません。 長い裄が必要なら、長くできるようにする、これが誂えの醍醐味です。 それがたとえ、短い裄のひとの目からは、奇異に見えようとも、です。
  去年、身長もあり、手もそれなりに長い女性に訪問着を誂えたことがあります。 そのかたは、裄は一尺九寸五分(約74cm)、袖巾は一尺でした。 普通の白生地ではとてものこと、ダメでしたが、幸運にも京都の白生地メーカーが国産糸で織った紋意匠縮緬で生地巾一尺一寸というのがあったので、それを使うことができました。 もしそれがなかったら、面白くない糸で織られた白生地しかなかったでしょうね。
  何ヶ月かのちに、染めあがり、仕立てあがった着物に、とても、喜んでもらえました。 裄が長いと着ていて、とても、安心感を感じることができる、とのことでした。
  着物を誂えるというのは、「誂え主の希望に添う」ということだと僕は思っています。それがたとえ、「ほんまかいな?」と、驚かされることであっても。 裄が長いぐらい、僕が驚ろく範疇にはないですよ。(笑) とまあ、ここまでは、僕の考えを述べさせてもらいました。 この部分は、ゆうきくんとは少し、考えの違う部分ですが。 呉服屋さんと悉皆屋の違いかもしれませんが。
  ところで、この裄の測り方ですが、すこし、解せないところがあります。 それは、45度にするのは、わかるのですが、肩の頂点をメジャーが通っていますね。 こんなところを通過すると、そりゃ、裄がなんぼでも、長くなると思うのですが。 首のグリグリから手首まで直線で測らんとアカンのんちゃうやろか? 着物は肩巾、袖巾というけれど、洋服と違って、肩巾は首から腕のつけ根までと、違うんやからね。
  それからね、めぐさんは、どういうしぐさをしたときに、裄の短さを感じるのでしょうか?
  たとえば、腕を水平に伸ばしたとき、たとえば、45度におろしたとき、たとえば、手をダランとさげたとき。 もしも、腕を水平に伸ばしたとき、短いと感じられるのなら、袖付けを見直されたほうがいいと思います。 着物は、奥が深いですからね。 いろんなひとに、聞かれるのが、いいと思いますよ。
  旅さんからのお願いです。 着物から離れるなんて、言わないでくださいね。 では、またね。(旅)

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