221.小千谷縮   
 こんばんは。 
  66歳のオジンですが、55歳を過ぎた頃から原日本人に先祖返り をしたのでしょうか、高校くらい迄田舎で着ていた着物を着たくなり、土日は着物で過ごすようになりました。65歳の定年退職後は、毎日着物で過ごすようになりました。但し、横浜の繁華街を着物で歩いているのは私1人のような気がします。
  さて、ゆうきさんに質問ですが、今年初めて小千谷縮み単衣を鎌倉のリサイクルショップで購入しましたが、今まで着ていた普通の麻の着物とはちょっと違うような気がしています。
  1.普通の麻単衣と同じように洗濯して、アイロンを使っても大丈夫でしょうか? (塩沢紬の単衣は洗濯でやたら縮みますが、アイロンかけで元に戻りますが)
  2.アイロンを使ったら、独特のしわがなくなりませんか? (しぼりの浴衣を洗濯してしぼりがほとんど消えた苦い経験があるものですから)
  3.小千谷縮みは単衣でも悉皆屋さんに御願いするのが常識でしょうか? 着物を普通に着てそれなりの常識があるとは思っていますが、しぼりや縮みのようなおしゃれ物は良く分かりません。宜しく御願い致します。

 麻の生地一般について申し上げれば、耐水性がありますので家庭での洗濯は可能です。 ただし、手縫いのものになると洗濯機などで洗うと縫い目がおかしくなってしまう場合がありますので、押し洗いなど手洗いをします。ミシンで背縫いや脇縫いをしたものは洗濯機で弱流で洗えます。
  「普通の麻」とおっしゃるのは奈良晒かなんかの事でしょうか。小千谷縮の場合はその名の通り表面にシボがあるのでアイロンはかけないのが普通です。麻はシワになり易いだけ、シワが戻りやすい性質があります。
  生乾きの状態できちんと畳んでおくか、きものハンガーに吊るして手で延ばしながら乾かせばシワはきれいになくなります。 局部的にシワができたときには、霧吹きで湿らせてシワを延ばせばすぐにシワは消えます。
 小千谷は普段着、ゆかたという極カジュアルな面もありますので、私の家では丸洗いやしみ抜きに悉皆屋に出すということはほとんどしません。ただ、相当に汚れたり、シーズンの最後にお願いすることもありますが、ほとんど家で洗濯をしております。
  きものを着て横浜の繁華街を肩で風を切って歩く姿は、カッコイイですね。

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