224.名古屋帯  
 いつもご教授ありがとうございます。 2つほどお聞きしたいのですが、 博多帯なのですが、普通お太鼓になる部分を折り返してかがりますが、 折り返さないものもありますか?手先、たれ先ともに5センチほど 折り返してかがってあるだけです。その状態で長さは名古屋帯くらいの360 センチほどです。 また、盛夏用の薄物の着物に衣敷当てはつけますか?

 現在市販されているものでは見たことがありませんが、そういうものがあると言うのは聞いたことが有ります。昔は今ほど、規格化されていなかったでしょうし、古くなった短く切ってしまったと言うこともあるかもしれません。きもの、帯は所詮日用品ですから、帯は帯の役割を果たせばよい、という意味からそういったものがあったであろうことは十分に考えられます。

 衣敷は単衣のきものを丈夫にするためにつけるものです。 必要であればつければよいのですが、薄物の場合、透けてしまいますので衣敷が透けて見えてしまうということを考えなくてはなりません。それが一番の問題だと思います。 「付けなければ成らない」「付けてはならない」といった絶対的な決まりはないのは、きものの仕来り、仕立一般に言えることです。

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