269.縮  
 初めて投稿させていただきます。
  お伺いしたいことは、縮(明石縮や小千谷縮の縮)の定義です。 最近着物に興味があり、調べていて疑問に思いました。
  最初は 麻を強く撚ったもの=縮 だと思っていましたが、最近明石縮は絹だという事を知りました。 とすると、先染め・後染めの違いはありますが、糸じたいは縮緬やお召しの糸と同じなのでしょうか。
縮緬・お召しは生糸で、縮みは紡ぎ糸なのかとも思いましたが、明石縮は生糸を撚っているとも書いてありました。 呉服店の方にわざわざ聞きに行くのも気がひけますので、宜しく御願い致します。

 縮みにつきましては正確な定義というものは分りません。分りませんというのは定義というものがあるのかどうか定かではないからです。
 きものの用語は実に曖昧な使い方をします。広い意味、狭い意味があり、時代と伴に変化するという事もあります。
 広い意味で、どれにも当てはまるだろう意味では、「縮みとは布を縮ませた織物」ということができるかもしれません。明石縮、結城縮、小千谷縮など、糸の種類に関係なく布面が縮んだ織物を指しています。そういう意味では縮緬も縮みと言えそうなのですが、一般的にはそうは言いません。
 縮ませ方も撚糸を使ったりいろいろですが、その方法も様々なようです。
 我々呉服屋で使われている「縮み」とは上記のようなことです。
 学術的なことを知りたければ専門のHPに出ていると思います。 尚、私も「呉服店の方」ですのでよろしくお願いいたします。

  >最初は 麻を強く撚ったもの=縮 だと思っていましたが、最近明石縮は絹だという事を知りました。

 そうですね。明石はシャキっとしているので、私も最初は小千谷縮と同じ麻縮みだと思っていた過去があります。 縮みには、絹も麻も綿もあります。 こちらの結城屋さんで誂えた浴衣は「綿縮み」でした。
  「絽」も同様で、正絹の「絽」のほかに「麻絽」「綿絽」があります。 生地の織り方ととらえておけば良いと思います。

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