273.鮫小紋・・・仲居さんみたい(涙) 
 始めて投稿させていただきます。 いつも「きもの春秋」をはじめ、大変興味深く、 参考にさせて頂いております。
  6月中旬に演奏会(ご近所の方がくるラフな催しです)があり、 赤色の鮫小紋を着て行く予定なのですが、 仲居さんみたいで全然垢抜けません・・・。
  当方30歳、髪も真っ黒でアップにしています。 この時期、赤色というだけで暑苦しそうなので、 帯は白色が良いかなと思い、単帯だけでなく、麻、絽等、 手持ちのものを色々と合わせるのですが、全然駄目です。
  黒い帯だと時代劇の町人みたいだし、他の色合わせも思いつきません。 ちなみに単はウール・紬ばかり、唯一の小紋なので他に選択肢がありません。 (紬も格子や絣柄でカジュアルな雰囲気すぎて場違いです。)
  最近見る雑誌にも江戸小紋は寒色系が多く、 結城屋さんの購買部江戸小紋のページにも赤色はありませんよね・・・。
  雨コートや道行も「赤・朱色はイマイチ」とはっきり記載されている本もありますし、 赤色事態、垢抜けないのでしょうか?
  なんとか素敵なコーディネートで演奏会に出席したいのです。 帯、帯締め、伊達締め、何か工夫の為所はないでしょうか?
  どうかゆうきさんのお知恵を拝借できれば幸いです。 どうぞよろしくお願い致します。
 「赤の鮫小紋を上手に着こなしたいけれども、帯や小物が合わないので素敵なコーディネイトはないか?」とのお訊ねでしょうか。
 コーディネイトについては現物を見ずにWEB上でお話しするのは無理があります。
  ぽんさんは赤のきものに偏見を持ってはいらっしゃいませんか。
「赤の鮫小紋は仲居さんみたい」・・・鮫小紋は略礼装です。仲居さん用の衣装ではありません。仲居さんが来ている場合もありますが、仲居さんは紋は付けません。帯は紋付を着るようなものは締めません。略礼装にふさわしい帯であれば仲居さんには見えないでしょう。
  時代劇の町人は染めの小紋は着ません。もう少し観察してみてください。 最近は若い人が暖色、特に赤系のきものを好まない傾向がありますので、赤系のきものが少なくなっています。
  私の購買部の江戸小紋に赤系がないという御指摘ですが、実は赤系は仕入れて早々に売れてしまったのでUPしていないのです。私の店では赤に限らず若々しい色(明るい青やさえた黄色など)を積極的に仕入れているつもりですが、今は染屋の方であまり染めませんので中々仕入れられません。
  「赤はやぼ」とは誰の言葉でしょうか? そんなことは全くありません。あるとすれば、「最近着る人が少ないので・・・」と言うことでしょう。 着物の流行は洋服とは違います。洋服の場合、流行は極端で少数派はヤボとされます。(西欧ではそんな事もないようにおまえますが)しかし、和服の世界では皆が着ない色がヤボなどということはありません。
  ぽんさんには是非自信を持って赤の江戸小紋を着ていただきたいと思います。具体的なコーディネイトについては申し上げられません。

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