276.結婚披露宴での色無地   
 こんにちは。 ゆうきくんのコーナーはとても勉強になり、感謝しています。
  きょうは図々しくふたたび質問させていただきます。
  秋に従姉妹の結婚披露宴があり、菊の地模様の色無地縮緬着物(一つ紋は銀糸縫い)に慶事用袋帯で出席したいとおもっています。 
  これに留め袖用の帯締め・帯揚げと白の伊達襟を使用してもよいものでしょうか? もしOKなら、同じ装いで友人の披露宴にも出席できますか?
 色無地にフォーマル袋帯、それに白または白に金銀糸入りの帯締め帯揚げ、伊達襟をしても良いか?とのご質問ですが、「しても良いか?」「OKか?」と言う問いに、「絶対にいけません」という立場に私はありません。
 しかし、そのような組み合わせを私は見た事がありませんし、薦めた事もありません。
 白と言う色(黒もですが)は時として特殊な意味を持つものです。男性の白半襟、白足袋、白の羽織紐、白扇。女性の白無垢など。白の帯締め、帯揚げ、比翼もそれに類するようにも思えます。 私が言えるのは以上です。
 私はその、ゆうきくんさんのご意見をこそ知りたくてお訊ねしたわけです。どうも有り難うございました。
  というのも、実は、以前浴衣を夏着物のように着ることについて質問した際もそうだったのですが、自宅から最寄りのJR駅の駅ビルに入っている大手呉服チェーンで同じ質問をしたことがあり、いずれの答えもそのような着方を大いに肯定するものでした。 
  けれど、その回答を全面的に受け入れるのには無知ながらも漠然と抵抗があったので(その店に展示してある‘ニューモード’な着物姿に違和感を覚えていたからでしょう)
  私の中ではそういった着方をよしとするかどうかは保留にしてありました。 たまたま結城屋さんのこのコーナーを知り興味深く読ませていただくうちに、ゆうきくんさんの、呉服の世界での長い経験に裏打ちされた着物文化への深い愛情を感じ、この方を先生として(勝手にすみません)ご意見に従いたい、とおもった次第でした。
  色々教えていただくうち、だんだん着物が好きになりました。 将来もしも「着物上級者」になれたときには、自分なりに判断して自由な着方にもチャレンジしたくなるかもしれません。 が、初心者のいまのうちは先輩方のご意見を参考にしつつドキドキしながら着物ライフを楽しむつもりです。

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