284.本麻の長襦袢について   
 おひさしぶりです。みなさまお元気でしょうか?
  さて。知人から「麻の襦袢はほんとに涼しい」と力説されちょっと麻の長襦袢に興味を持ち、最近よく行く呉服屋さんでどんな手触りなのかいくつかみせてもらいました。
  そのお店で一番よくでるのがポリエステルとの混紡のもので触ってみると確かにサラっとしていて気持ちよかったです。 お店の人がいうには「麻はどうしても年数が経つと色が付いてくるししわになるのでこのポリとの混紡をお勧めします」といわれました。本麻のものも見てみたかったのですが店頭にかったので手にとってみることができませんでした。
 で、シワなのですが、シワができると着姿にどういった影響がでるのでしょうか?
  天然素材のものだし、しかも外に着るものではないので純白にこだわりはまったくありません。ただ私のイメージの中にはどうしても麻というとバリっとしたイメージがあって(たとえは悪いですが麻袋のイメージが強い)私のようなぶよぶよした体にはしっくりなじまないイメージがあるのです。
  やはりすこしでもポリエステルが入っているほうが扱いやすいのでしょうか?
 夏の普段着に麻襦袢は最適です。
  夏の下着といえばメンテナンスの楽な化繊の襦袢に走る人が多いようですが、とんでもない。麻襦袢になれた人は化繊は暑くて着られないでしょう。
 私の店でも毎夏麻襦袢は相当に売れますし、WEBでも注文をいただき、皆様に喜ばれております。
 きものにせよ襦袢にせよ、また半衿にせよ、化繊が混じっていたほうが良いとはとても思いません。着た事のない人にとっては、「そんなもの」と思うかもしれませんが、本物に慣れた人はとても着れないと思います。
 その呉服屋さんが言うように、確かにポリを混ぜたほうが、黄ばみも少なくシワがよらないかもしれません。しかし、それは本質が違っているように思えます。その辺の事情はHP「続きもの春秋2,汚れない、シワにならない?」をお読みください。
 普段着の襦袢いつも真っ白に保ち、シワがよらない襦袢を欲しておられますか?それとも涼しく快適な襦袢を欲しておられますか? それは消費者の選択だと思います。
 麻襦袢は今年も随分売れましたが、まだ在庫があります。必要でしたらご注文お待ちいたしております。
  きもの春秋。読ませていただきました。 耳が痛いことが書いてありました。帯の白です。
  白の帯ってほんとに素敵ですが ことに正絹の白ともなれば怖くて締めることができませんでした。白はいつまでも純白ってあってほしいと思うのはかって思い込みなのでしょうね。
 麻の長襦袢にしてもやはり妥協することなく本麻のものを追い求めて行きたいと決意をあらたにしました。 着物を着るようになって改めて天然素材の良さに気づいたような感じがします。 着物は着る物。着てナンボですものね。臆すことなく天然素材にチャレンジしたいとおもいます。

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