292.十三詣りのきもののこと   
 はじめまして。 いつも楽しく拝見しながら勉強させていただいてます。
  来年4月の十三詣りにはぜひとも娘に着物を着せたいと思い昨年あたりから少しずつ心積もりをしております。先日も問屋さんを紹介していただいて見てまいりましたが、十三詣り用のきものは数も少なく、これだというものに出会うことはできませんでした。でも、振袖が本当に可愛らしく似合うこの年代にぜひ着せてやりたいと思っております。 大人用の小紋でもいいかなと思ったのですが、それならば手持ちの小紋のきものを十三詣りに着られるような小振袖に仕立て直すことができないだろうかと思い、お尋ねしました。
  手持ちのきものは身丈163cm、裄64.5cm、袖丈49cm、後幅28.6cmです。 娘は身長150cm弱、大変細身の子どもです。 どうぞよろしくお願いします。
  きものは仕立替えが自在と言う利点があります。親が着た着物を子供に仕立替えるのは私も推奨するところです。
 ただ、今回の場合、お子様の身長が150cmということですのでかなり難しいかもしれません。幅は詰めることで解決しますので問題は丈です。身長差が13センチですので、これをどのように切った貼ったするかです。
 通常、大人の着物を身長130cm程度のお子様に仕立替える場合、身頃を衿肩明で裁ってしまい、後身頃を袖に使います。袖は前身頃に剥いで後身頃の一部とします。こうすると、剥ぎ目は帯で隠れてしまいます。
 しかし、今回の場合、前身頃と袖を剥いでも130cm位にしかなりませんので、余程内揚げがされてなければ無理かと思います。
 とりあえず考えられるのは、前身頃(または後身頃)の裾を26cm裁ちます。残った身頃はずらして使います。衿肩明は帯に隠れるようにします。裁った布を袖に剥ぐ。剥ぎ跡を前に出すか後ろに出すか目立たないようにします。
 内揚げがあるかどうかも分りませんし、現物を見ながら仕立に詳しい方と相談された方が良いと思います。
  お返事ありがとうございました。 やはり現物を見せながら相談することが一番なのですね。どなたか着物に詳しい方を探して相談してみます。
  子どもの着物に仕立て替えする場合、どこをどのように使うのだろうと疑問に思っていましたので、お教えくださってよくわかりました。
  着物のことは本当に知らないことばかりで、このような場所があることをたいへん心強く思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

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