309.三つ紋の喪服   
 日本の産業が外国で生産するようになって随分になりますが、着物もそうだったのですね。 思えば、まゆを飼う環境も、機械も染めの技術も、古い日本の時代の物が今も生きているのですから。 中国で生産される西陣の帯の話-衰退する西陣を合わせて考えると複雑です。日本の物はあまりに高価で手の出ないものになりました。ヤフーのオークションで1000円で始まる着物などがあり、黒留袖を購入しました。39800円から1980円まで4枚購 入してしまったのですが、布は1980円のものが1番で着がってもこれがいいものでいた。5紋を消して蝶の飾り紋1つでした。
 余談がながくなりました。 お尋ねは3紋の喪服、桐紋の下、中が白という紋のある羽織をヤフオクで購入しました。皆躾けつきであったり、もみがまっさらであって新品です。こういう ものが中国で生産され、市場には出なかった ものでしょうか?
 リメイク材で出品されていました。絽の喪服などみごとなものなのですが、いかんせん3紋なのです。3紋、桐紋の下、中が白など、日本の着物で考えられますか?3 紋は背のみです。
 質問が解りにくくなっていたかとも思い、お尋ねを整理すると、 3紋の喪服は使われることがあるでしょうか? 桐紋の下の部分が白く抜けている紋はあるでしょうか? になります。

 状況、モノ品がよく分かりませんのでご質問いたします。
  1.お尋ねの喪服とは、黒の羽織のことでしょうか、黒の長着なのでしょうか?
  2.「3紋は背中のみ」とはどういうことでしょうか?
  3.「桐紋の下、中が白」という意味が分かりません。陰紋その他を指しているのでしょうか?。紋帳の一部を添付します。この中のどれかを指しているのですか?

 たしか、具体的にということだったと思うので、疑問に思った紋を調べてみました。 http://www.asgy.co.jp/から探してみると、これは違うと思った紋がありました。 このサイトだけしかあたっていませんが。
  1/中隠の五三桐、これが無いと思った紋でした。
  2/羽織の紋数では、1、3(背に3)と5の紋があります。
 3/喪服/絽、袷/3、(背に3)と5の紋があります。
 今日は着物全部に目を通しました。 男ものの着物など、とてもすてきです。 羽織は男羽織を借り着したのが始まりとかwebにありましたから、 洋服の上にちょっと羽織ることにします。北海道ではよさこいソーランという イベントができましたが、これが、そういえば、洋服に羽織の衣装でした。
 紋付には「一つ紋」「三つ紋」「五つ紋」があります。
 通常、色無地や付け下げ、訪問着には一つ紋を付けますが、決まったことではなく、三つ紋をつける場合もあるようです。
 しかし、黒留袖、喪服は五つ紋です。喪服で三つ紋と言うのは見たことがありません。黒の羽織の場合(女性用)通常一つ紋ですが三つ紋見たことがあります。
 長着の喪服で三つ紋があるとすれば特殊な目的で作られたものではないでしょう。
 中国で生産云々の話ですが、それは考えにくいと思います。現在中国で生産されているものは日本の指導のもとで造られていますので、三つ紋の喪服が作られるとは思えません。
 紋は注文者のオーダーによって付けるわけですから、わけのわからない中国の生産者が勝手に三つ紋を付けて日本に輸出するとは思えません。
 何か特殊な事情(五つ紋を入れるところを三つ紋にしてしまった?)で処分されたものではないでしょうか。

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