355.織絵羽の着物の格は?   
  はじめましてメールいたします。参考になることも多く、いつも楽しく読ませていただいています。
  織絵羽の着物を購入したのですが、着物の格がどうなのかがわかりません。聞く人によって答えがまちまちです。 染めの訪問着に合わせるような、フォーマルな袋帯を合わせていいものかどうなのか教えていただけるとありがたいです。
 織絵羽のきものとの事ですが、織は何でしょうか?  紬でしょうか、縫い取りお召しでしょうか、有職か何かでしょうか?
 紬の絵羽につきましては、「続きもの春秋3.つむぎの絵羽(訪問着)について」に私の考えを詳しく書いていますのでお読み下さい。
 縫い取りお召しなどのお召し系の絵羽は昔あったとも聞きますが、今はほとんど見かけませんのでどのような扱いかは分かりません。有職については古代から受け継がれてきたものなので晴れ着として構わないとする人も多く居るようですが、コンセンサスがはっきりとしているとは言えません。
 紬の絵羽は従来なかったもので、それをどのような位置づけにするかはまだ定まっているとは言えません。そういう意味で、私の店では紬の絵羽は扱っていません。
 そのきものを売った店ではっきりと消費者に説明すべきでしょう。残念ながら、どこの呉服屋でも売らんがために「どこでも着れます」の説明しかしていないようですが。
 帯を合わせるとしたら、紬の生地であれば紬に合うような、お召しであればお召しに合うような物でしょう。ただし、それなりに立派な帯でなければならないと思います。
 それも購入された店の方に詳しく指導してもらうのが良いでしょう。
 失礼しました。訳のわからない質問になってしまいました。
  織は風通お召です。お召は染めの着物と織の着物の中間と聞いたことがあります。お召の訪問着はどのような位置づけになるのか教えていただけると助かります。

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