380.この着物はどんな用途で使われたのでしょう?    
 初めまして。 日系3世の友人がお祖母さんから譲られたという着物を持ってきました。
 1)黒無地ですが、裏地にワインレッドの布が使われています。
  2)背中心に一つ紋が入っていて、裏地にも別の紋が入れてあります。
  3)背縫いが無く、長襦袢の様に仕立ててあります。
  4)比翼の様に黒地とワインレッドの布が仕立てられた別布が付いています。
  この着物はどういう用途で使われたのでしょうか? また男性、女性どちらの物でしょう。
  持ち主は第二次世界大戦中、カリフォルニアの日系人の収容所に入れられた方です。荷物の制限の在る中 この着物を入れた所を見ると思い出のあるものでしょう。 
  もし用途がお解りになりましたら、是比ご連絡下さい。 ありがとうございました。
 返信遅くなりました。
  表記のきもののイメージが掴めません。
  ・生地は何でしょうか。正絹ですか?、縮緬地ですか?、裏地は羽二重ですか?
  ・背中の紋は抜紋ですか?、縫い紋、刺繍紋ですか?
  ・紋はどのような紋でしょうか。家紋ですか?、花紋ですか?
  ・裏地の紋のは、どこについているのでしょうか?、裏返しした背紋の位置ですか?
  ・背縫いがないというのは、一ツ身のような仕立てでしょうか?、その場合、広幅の生地を使っているのでしょうか。
  ・長襦袢のように、と言うのは、どの部分、どのような縫い方でしょうか?
  ・「比翼のように」というのは、衿だけでしょうか?、留袖のように裾まで付いているのでしょうか?
  現物を見たほうが早そうですので、写真を添付していただければ思います。
 日系三世の方なので、着物生地が手に入らない環境で、洋服の生地で無理に仕立てられたんじゃ無いでしょうか?(背中心が無い) 日本から出られたのは、戦前の事だったら、 多分晴着として仕立てられたのではと思います 一応、戦前までは庶民は喪服と言えば白でしたので・・・ええ、多分晴着でしょう・・・ 洋装のマナーと着物のマナーが混じって、赤い裏付きの黒無地一つ紋に為ったのではと思います 男性か女性かも分かりませんが、洋服のマナーで、礼服は無地と有ります 黒無地にされたのもブラックスーツやブラックタイ、等を意識された結果だと思います・・・と言う事はタキシードに該当する夜の正装か???と思います
  裏にも家紋、多分アンサンブルだと思います、羽織で表絵羽、裏一つ紋無地とか稀に見るので、否定は出来ないと思います、が殆ど見た事は有りません 海外では蝶々夫人とか流行りまして、その時海外ではかなり変な着物が作られたそうです・・・その流れを汲んでいる着物モドキだと思います 比翼の様な物、裏表両方に付いているのでしょうか、着物をモチーフににしたドレスだと思います、発注は日本人でも、注文を受けた仕立て屋さんが外国人(その国にの人)だったのかも知れず、その方が持っている着物のイメージを再現された可能性が高いです。
  無地、一つ紋入り、洋装和装両面のマナーと照らし合わせて パーティーに礼装として着られていたんだと思います。 取り合えず、日本では使わないと思います、はい・・・

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