408.小紋柄の振袖の袖を切ってしまいました   
 初めまして、いつも勉強させていただいております、tomoと申します。
  実は、1ヶ月前まで着物の知識が全く無く、安易な気持ちで 母親の小紋柄のド派手な振袖の袖を切ってしまいました。 袖を切った理由は、 2月に私の友人の結婚式があり、着物で結婚式に参列したい!と急に着物に熱が入ってしまったからです。私は26歳既婚(0歳の息子がいます)です。
  私は新婦友人として結婚式(チャペル)と披露宴(ホテル)に出席します。 実家の着物は母の振袖と私の振袖以外は紬や明らかに普段着用の着ものばかり。 そこで、30年前に呉服屋に「これは袖を切っても着られるよ」と言われて購入した母親の振袖の袖を切ろう!と思い立ったのでした。 母も、ずっと箪笥の肥やしだった振袖を私が今後活用してくれるのだったら ということで喜んでくれました。
  仕立て直しは、知り合いの両親が営んでいる呉服屋にお願いしました。 そこのご主人に、「結婚式に出席する。私は既婚者なので振袖の袖を切りたい」とお願いしました。 ご主人は「小紋柄か〜〜〜。なんたらかんたら〜〜」と独り言を言っていましたが、着物の知識が全く無かったために、あまり気にしていませんでした。
  後日、「小紋って何だろ?」と思い、ネットで検索したところ 小紋は普段着 とか小紋は結婚式にはNG とかおめでたい柄の小紋なら披露宴OK とか 友人で教会の後ろの方で見る程度なら結婚式もOK など 色々なことが書いてあり、 頭の中かこんがらかりそうです 結婚式は、相手の親戚づきあいなどもあるし、友人の顔に泥を塗るわけにはいかないのですが、 せっかく母親の着物を仕立て直したので、着ていきたいなーという気持ちもあります。
  なにより、袖を切ってしまったとは言え、母の華やかな着物を着て友人を祝福したいなーという気持ちがあります。 友人にも、格は高くないかもしれないが着物を着て行っていいか?と聞いたところ、着物を着てくれるだけで嬉しいので、格などよくわからないし、是非着てきてくださいと言われて安心しました。
  しかし、少し不安な気持ちもまだあるので、結城屋さんに質問してみようと思った次第です。
  ちなみに、仕立て直しに出した呉服屋にも、この柄は結婚式に着て行ってもいいか?と聞いたところ 「小紋柄だけど、振袖だったものだし、着て行っていいんじゃない?せっかく仕立て直ししちゃったんだし。」と言われました。
  私は最初から結婚式に着て行くということを伝えてあったし、持ってきた振袖が絵羽模様では無く、小紋柄だったのなら、袖を切ったらその着物がどうなるかなど、なぜ最初に説明してくれなかったのか???少しイライラしました。(すみません、愚痴です)
  画像があった方がいいと思ったので、私のブログに一時的に画像をアップしておきますので、見ていただけますでしょうか? tp://tomopeace.exblog.jp/15723618/ (最初にhtをつけてください) ところどころに絞りが入っていて、かなり派手です。 帯は、銀糸の百合の花の袋帯を合わせる予定です。
 嫁 画像見せていただきました。 これは小紋ですか?
 私の目には、絵羽に見えます。 全体像が分かりませんが、これが小紋だとすると、紋丈が二尺以上になると思います。小紋としては不自然だと思いますが・・・。
さっそくお返事ありがとうございます。 絵羽というのは、着物を着た時に、絵になっている(上下がある)ものですよね?
  母の着物は、着た時に花が上に向かって咲いていたり、下に向かって咲いていたりしています。 「牡丹?、藤、蝶々の羽、橋」が一つのまとまりで、それが上下関係なしに着物全体にパターン化されています。
  今、紋丈を測ったところ約80cmありました。ということは紋丈が二尺以上ですよね。 ブログの一番上に載せた写真は、着物を畳んだ状態で左が上で右が下になるように 撮ったものなのですが、御覧の通り、花が上を向いたり下を向いたりしています… それで、「小紋柄」の振袖だったのだと解釈したのですが… もし、これが小紋じゃないんだったら、それはそれでいいんです。
  友人の結婚式に着て行っても失礼ではないかが心配だったものですから… 何度もすみませんがよろしくお願いいたします
 何度もすみません。 ブログに、着物全体の写真もアップしてみました。 ご覧いただければと思います。 宜しくお願いいたします。 tp://tomopeace.exblog.jp/15723618/ (頭にhtをつけてください。ブログの4枚目の写真です。)
 画像拝見しました。 橋の柄が上向き下向きになっているので小紋でしょう。と云うよりも、付下げ形式にはなっていないようです。
  小紋というのは非常に幅の広いきものです。絵羽・付下げという形式がなかった、あるいは一般的でなかった時代にはきものの多くが小紋だったと思います。
  「小紋」と云う言葉の対局は「大紋」です。大きな柄づけの「大紋」に対して「小紋」と云う言葉ができました。 きもの用語の曖昧さで、「小紋」という言葉はいつしか「絵羽・付下げ」に対する言葉となってしまいました。
  小紋だけで考えれば、格と云う意味では大変幅広く着られます。極普段に着られる小紋から付下げ・色無地の一歩手前で着れるものまであります。 先に「大紋」と書きましたが、「大紋」はよりフォーマルに近い小紋と云えると思います。 極普段に着る小紋と今お持ちの着物を比べてみてください。同じ場で着るきものに見えるでしょうか。
  結論から言えば、そのきもので結婚式に出る事は全く問題がありません。振袖でも小紋の柄はあります。しかし、その小紋の柄づけは、いわゆる小紋とは違っています。しいて言えば、絵羽・付下げ形式ではないと云うだけで、格は全く違います。
  その着物を結婚式で着てよいのかどうか迷う気持ちはよくわかります。現代のきものを取り巻く環境はおかしくなっています。着物の本や着付け師先生の言葉をうのみにしてしまっています。
「小紋は○○の時に着られます」
と云う言葉を信じ、全ての小紋がそうであると信じている人が多いようです。
  小紋という形式に閉じ込めて着る機会を限定してしまうと云うのは伝統にはなかったことです。 着物は着る人の気持ちを大切にします。友人の結婚式にその着物を着て行って後ろ指をさ人がいるでしょうか。
  いるとしたら、成文化されたきもののマニュアルに精通した人が、その着物が小紋か絵羽かを検証して自分の知識を見せびらかす為に後ろ指を指そうとしている人でしょう。そのような人は、結婚式の雰囲気を壊しこそすれ決してマナーを守れない人です。気にすることはないでしょう。
  その着物を着て存分に友達の結婚を祝ってください
 お返事ありがとうございました。 心が軽くなりました(#^.^#) また、わかりやすい説明もありがとうございます。
  この母の着物を着て、友人の結婚式に出席したいと思います。 それと、このことをきっかけに、もっともっと着物を勉強したい! 自分で着物を着てみたい! と思うようになりました。
  今は子育てが忙しくって、なかなか時間も(お金も)余裕が無いのですが 何年かのうちに着付け教室にでも通って 自分で着物を着て、色々なところに出かけたいと思います(#^.^#) ありがとうございました。

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