417.帯について   
 は春から着付け教室に通う20代の着物初心者です。 こちらのサイトを知ってから、大変興味深く読ませていただいております。
  今回質問したいのは、先日購入した帯についてです。
  仕立て終わって受け取りましたら、余り布(と言って良いのでしょうか)に「金彩能衣裂」と手書きされたシールが貼ってありました。他には判子で552と7328という数字が押されてあるものです。
  金彩能衣裂とは何を意味しているのでしょうか?
  そして、これは帯と一緒に保管しておくものでしょうか?
  急ぎではありませんのでお時間のある時に回答頂ければと思います。
 返事が大変おそくなりました。 この度の震災で山形は物的な被害はほとんどありませんでしたが、人の流れ、物の流れが滞り、商売は全くお手上げの状態です。 被災を受けられた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
  さて、ご質問の帯についてですが、はっきりとはお答えできません。
  まず、袋帯だと思いますが、垂れより長く織って、その部分に商品名を織り込む場合がございますので、「余り布」はその部分だと思います。
「金彩能衣裂」というのは商品名でしょう。商品名はより商品の性格を現す為に付けられるものですので「金彩を使った能衣装風の帯」と言う程度の意味と思ってください。商品名は特別な特定の商品の性格を現すものではありません。
  判子で押されたという番号ですが、これも織屋または問屋の付けた番号だと思いますのでオフィシャルな番号ではないと思います。 帯につけられるオフィシャルな番号としては西陣織工業組合の組合員証紙番号(機屋番号)があります。しかし、これは金色のめがね型の証紙に刻印されるものですから機屋番号ではないでしょう。
  ちなみに552という機屋番号は現在欠番になっています。また機屋番号は2400番台までですので7328という機屋はありません。
  その帯がどの機屋で(機屋番号)卸屋がどこなのかが分かればその番号が何を意味するのかが分かるかもしれませんが。

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