421.大島紬に紅絹胴裏の仕立て   
 いつも勉強させて頂いております。 大島紬のアンサンブル用の反物の仕立てについて質問させてください。
 柄行きはおとなしく、色は黒に近い紺色です。 胴裏に紅絹を使用してみたいと思っています。 その場合、八掛の色目はどのようにしたらよろしいでしょうか。 また、羽織の羽裏にもアドバイスいただけるとありがたいです。
  母から譲り受けた大島のアンサンブルの羽織では、 振りの部分にだけ、紅絹を使用していました。 今回仕立てようとするアンサンブルで着物と羽織の振り両方に紅絹を使うのは、クドイのか、揃っていてきれいに映るのか、そのあたりがよくわかりません。 どうぞよろしくお願いします。
 紅絹はご存知のように、昔胴裏として使われていました。現在は作られていませんが、以前無理して創ってもらおうとしたときには、とても高価でした。
  さて、紅絹は胴裏としてつかわれましたので、ファッションとは別のところにありました。真っ赤な胴裏ですが、若い人用ということではなく、年齢に関係なく使われていました。つまり、年齢に合うとか、表の柄に合うとか、また八掛との色合せなどは全く関係なく使われていたものです。
  ですから、八掛との色合せを考えると言うことが必要ないのが元々の紅絹の使い方です。 とても地味な着物の裏を返してみたら真っ赤な紅絹が付いていた、と言うのはレトロを感じさせてくれます。
  それとは別に、現代風に八掛との色合せを考えるのであれば、それは現代のおしゃれとして考えてみてはいかがでしょうか。
 東北地方の地震の痛手は大きいと思いますが、 早い回復をお祈りしています。 そのような中での早速の返信ありがとうございます。
  早速、紅絹の胴裏で仕立てをしたいと思います。 八掛けは大島と同じ色調のものを選ぶつもりです。 ありがとうございました。
 引き続き質問させてください。
  紅絹の胴裏を探したところちょっと色が強いので少々抵抗がありました。 そこで、無地のパレス地の八掛(2着物分)あるいは長襦袢地を胴裏として 使用することはいかがなものでしょうか。 私自身は和裁ができないので、縫いにくいものなのかもわかりません。
  お忙しいと思いますのでお時間のある時に教えてください。
 パレスの八掛を同裏に使うことに大きな問題はありません。 しかし、そこまでしなくとも色胴裏を使えばよいと思います。 やはり羽二重地の方がすべりは良いと思いますので。
  色胴裏は呉服店で手に入ります。 私の店でもあります。ちなみにピンクの駒羽二重色同裏地は13,650円です。
 早速のお返事ありがとうございます。 お薦めいただいたピンクの駒羽二重色同裏地拝見しました。
 紅絹をイメージしていたので、やはりもう少し濃い目の色合いを望んでいます。 しかし、赤の色は難しいですね。もう少し悩んでみます。 アドバイスありがとうございました。

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