437.黒留袖   
 ゆうきさん、教えてください。
  黒留袖を購入しようと思うのですが、予算オーバーになりそうです。 御服屋さんから最近は長襦袢は既成のもので済ます人が多いですといわれそうすることにしました。
  サイズを測定していただき、既成のもので大丈夫とのことでした 浮いた予算で、黒留袖と帯は良いものをと考えて選ぶつもりです そこで、不安になりました。
  1万円に満たない既成の長襦袢なのですが、これを着ることはおかしなことではないでしょうか? あまり、見えないし、変色する可能性もあるので、お金をかけるのもと考えたのですが、これは、変なことでしょうか?
 襦袢を既製品にするか、誂えにするかはご本人の自覚の問題ですので何とも言えません。
 襦袢はいわば下着で、外から見えるのは衿と振り位です。振りはよほど注意してみている人でなければ気がつかないでしょう。衿は取り替えられますから、既成に付いている化繊の半襟を正絹に取り替えれば分からないでしょう。
 つまり、襦袢が何なのかは他人からは分かりません。本人の自覚の問題です。
 日本のきものには、「見えないおしゃれ」というものがあります。卑近な言葉で言えば、「自己満足」とでも言えるかもしれませんが、表立って自己をアピールするのではなく、相手に見えない処まで気を使う、といった日本的な感情から来ていると思います。
 留袖の襦袢を何にするか。様々な考えがあると思います。
「予算がないので、せめて表を立派にしたい。」
「晴れの場で、化繊の既製品など着ては相手に失礼に当たる。」
「見えないところだから化繊でも構わない。」
「何度も着るわけではないので節約したい。」
「見えない襦袢だけれども、それでは落ち着かない。」
 どのようになさるかは、あくまでも本人の選択です。どうしなければならないという決まりはありません。
 御回答ありがとうございました。
  安心しました 襟を代えればよいのですね。 もちろん長襦袢も作れるに越したことはないのですが、作るとなると長襦袢だけで10万近くのお見積りなのと、手持ちの長襦袢が、しみがついたり変色しているのを見て、既成のものを考えました(数年に一度しか着ないので、変色や汚れの心配を考えるとその都度購入してもよいかなと) でも、奥ゆかしさ、見えないところのおしゃれというゆうきくんのお言葉にも日本の心を感じる思いがして、どうするのかゆっくりと考えたいと思います ありがとうございました
 白襦袢を仕立て上げて10万円という金額に驚いています。 なぜそんなに高いのでしょうか。 当社では最高級でも6万円前後。十分に着ていただける範囲で4万円程度でできます。よろしったらご相談ください。

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