446.七回忌の着物   
 時々参考にさせていただいておりますが、初めて質問を送らせていただきます。
  来週主人の祖母の七回忌がありますが、これに着用する着物と帯について教えて下さい。
  お納戸色に秋草の地模様が入った単衣の着物は派手でしょうか?これに濃深緑の地にお納戸色で鳩と梅の刺繍が入った帯か、喪服用の黒の帯ではどうだろうかと考えています。
  ちなみに三回忌の時には濃紫の単衣に黒の帯を締めて出席しました。この取り合わせのままにしておいたほうが無難は無難なのですが、主人の祖母の七回忌には重すぎる気がします。
  ちなみに他の列席者は全員洋服です。私だけが着物なのはいつもの事なので問題ありませんが、皆が(面倒さから)黒の洋服で来る可能性もあります(あまり細かい家柄では無いようです)。
  間際の質問になってしまったので間に合わないかもしれませんが、後学の為にも教えていただければ幸いです。
 法事は四十九日から始まり一周忌、三周忌、七回忌と続きます。 これらの法事で着る着物は、黒紋付(喪服)か色紋付、帯は黒共か法事用帯が一般的でしょう。
  それらを何時着るかについては明確な決まりがあるわけではないのですが、一般的には次のようだと思います。
  喪に近ければ(四十九日や一周忌)黒紋付を着たらよろしいかと思います。帯はもちろん黒共です。喪から遠ざかるに従って色無地や江戸小紋(ダーク色)、帯は黒共か法事用帯です。
  最終的には色無地に法事用帯が良いと思います。
  しかし、これは私が考える一般的な決まりです。 着物のしきたりは、何時何を着るかという具体的な決まりではなく、もっと守るべきことがあります。 着物をきる場合、一番考えなくてはならないことは、
   ・その場の雰囲気を壊さないこと
   ・その場に出る自分の気持ちを表現すること
   ・独りよがりにならないこと などです。
  kimononekoさんの場合七回忌とのことです。 何を着たらよいのでしょうか。 七回忌だから何を着る、という決まりはありません。 一番考えなければならないのは、どのような雰囲気の七回忌になるかということです。 故人に対する敬意を表すのは当然として、黒紋付、色無地どちらでも構いません。 七回忌なので普段一同にできない親族が楽しく(表現は大変不適切ですが)集まる、という事もあるでしょうし、あくまでも厳かに七回忌を行うということもあろうかと思います。
  親戚同士ですので、どのような雰囲気になるのかは分かると思いますので判断されたらいかがでしょうか。 ちなみに昨年私は父の七回忌を迎えました。親族が集まりましたが母も女房も色無地に法事用の帯でした。(あくまでも私の家の場合です)

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