467.訪問着の小物について教えてください   
 はじめまして。 来月、友人の披露宴に招かれまして、訪問着で出席しようと思っています。 遠方に嫁ぎ、結婚後は着物を仕立てていないので、ご相談できる呉服屋さんもなく、また今回小物も買えればいいのですが、できたら手持ちのものでと思うので、大変困っています。
  祖母が他界して、本当に着物から遠ざかってしまいました。 訪問着は黒のちりめんに中国刺繍で松竹梅が刺繍されていますので、おめでたい席にちょうどいいと思っています。 袋帯は2本しかないのですが、どちらか合う方を合わせるつもりです。 (今訪問着を丸洗いにだしていて、手元にないのです) 袋帯は、振袖に合わせたものと、付け下げに合わせてつくったものがあります。
  振袖に合わせてつくりましたが、後々、訪問着にも合わせられるような帯を選びました。 そして、帯揚げと帯締めのことです。 帯揚げや帯締めは振袖用とか、訪問着用とか、あるのでしょうか?
  たとえば、総絞りの帯揚げなどは、やはり訪問着にはおかしいですか?
  帯締めも、ごろっとした丸い帯締めや、変わり結びができるようなものは振袖用でしょうか?
  あるいは、大島にあわせて購入した帯締め・帯揚げはフォーマルにはおかしいのでしょうか?
  それから、草履とバッグです。 草履は、革の草履が2足あります。色は無難なので大丈夫だと思います。 フォーマルなバッグは一つしかなく、それは草履とお揃いです。 佐賀錦のもので、かかとも高いです。 これは振袖(成人式)の時に購入しました。
  草履は、皮より織物の方が格上で、かかとも高い方が礼装としてふさわしいときいたことがあります。 草履も振袖用とか訪問着用はあるのでしょうか? なんだかとりとめもないことをたくさんお聞きして申し訳ありません。 どうぞよろしくお願い致します。
 返信遅くなりました。
  帯締め帯揚げについて、フォーマル、カジュアル、若向き、年配向きなど、はっきりとした決まりはありませんが、一応の慣例的な決まりはあります。
  帯締めは金糸銀糸を組み込んだものはフォーマル、単色や色糸のみで組まれたものはカジュアルと思っていただいてよいと思います。 今は平の帯締め(高麗組)がフォーマルの主流のようです。丸はどちらか言うとカジュアルが多いですが、フォーマル用の丸組もありますし、昔はまるぐけの帯締めもフォーマルに使っていたようですから問題はありません。振袖用は丸が結構使われています。
  一口で言えば、ピカピカ、キラキラと豪華なものはフォーマルです。 帯揚げは、素材から言えば綸子系はフォーマルが多いです。鬼縮緬のようにシボの高いものはカジュアル系です。 総絞りの帯締めは振袖用に使われることから若向き用として使われます。落ち着いた訪問着には合いにくいかもしれません。
  総絞りではなく両端絞りは白で留袖用にも使われます。 帯締めも帯揚げと同じく金糸銀糸が織り込んでいたり、光沢のある綸子生地等がフォーマルと思ってください。
  草履については、上記と同じで佐賀錦や金糸銀糸の鼻緒などがフォーマルです。 高さは、若い人は高く、年配者は低いのが原則ですが、背の低い人は高いのをはきますし必ずしも従わなければならない決まりではありません。 また、フォーマルは高く、カジュアルは低いのが原則です。

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