481.総柄の付け下げや付け下げ小紋   
 こんにちは。また一つきになったことがあるのでご意見お聞かせ下さい。
  時々訪問着や付け下げコーナーで総柄のものを見かけます。 訪問着レベルであれば、総柄でもやはり裾がメインとなるような絵羽柄で「訪問着だなぁ」と思えるのですが付け下げレベルで総柄のものを、付け下げとして、付下げを着ていく場に着て行って良いものなのか?と思います。
  分かる人が見れば付け下げだと(柄に上下がある、ということで)分かるでしょうが、着物にそこまで詳しくない人が見れば、それを小紋(というかフォーマルには見えない)だと思うのではないか?と思うんです。(そもそも詳しくない人はフォーマルかどうかの判断ができないかもしれませんが。。。)
  私の感覚で言うと、総柄の付け下げは「柄に上下のある、小紋」であって付け下げとして使用できますよ、という売り方(もしくは本に記載)はどうなのでしょうか・・・と思うのです。
  なんだかイマイチ言いたいことが書けないのですが、ゆうき様は総柄の付け下げは「フォーマル」と捉えますか?それとも小紋程度の格(セミフォーマル)にとどまる思われますか?
  写真のものは、確かに裾の色が変わっていたり、若干裾の模様が大きかったりしていますが、私にとっては小紋にしか思えないのです。
 訪問着・付け下げについては大変難しいものがあります。 問題が難しいのではなく、「訪問着」「付け下げ」の定義がはっきりしないからです。呉服店、問屋、染屋、着付け人によって定義は様々ですので、一般的にお答えしようにも、受け取る人によって定義が異なるのであれば答えにならなくなってしまいます。
  とりあえず、訪問着・付け下げは、「きもの春秋16訪問着と付下げ」に記載した定義に基づいてお答えします。
「総柄の付け下げ」とは、私が定義する「付け下げ小紋」を意味するのでしょうか。 付け下げは、元々小紋から派生したもので、小紋柄を上向きにという単純なものでした。その段階ではあくまでも小紋の延長で「とてもおしゃれな小紋」とでも言うべきものだったと思います。
  小紋はとても巾の広い着物です。極普段着の小紋から、付け下げ一歩手前のセミフォーマルといえる小紋まであります。おっしゃる「総柄の付け下げ」もその範疇で、一概にフォーマル・セミフォーマル・カジュアルと決められないと思います。その柄付けによって決められることでしょう。
  現在の付け下げ小紋は、普段着のものは少ないとは思います。しかし、完全なフォーマルというのも少ないと思います。
 ゆうきさま 写真添付したつもりでいましたが、出来ておりませんで失礼いたしました。
  概ね私が考えていたような見解でしたので、すっきりしました。 着物の定義付けってあいまいな部分が多く難しいですよね。 ありがとうございました。

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