488.着物の反物から長襦袢はできますか?   
 はじめまして。いつも皆様のご質問で勉強している着物入門者です。
 質問ですが、「絽の付下の反物があるのですが、元は白い地色がやや黄変しています(着物としてはこのままでは無理)。長襦袢に転用できるでしょうか?」です。
  柄はあっさりとしています。白い生地にちらほらある程度です。 五泉と書いてあり、肌触りも良いものです。二部式の襦袢にできないかと思案しています。 仕立てに出すのでしたら、そちらに尋ねるという方法もありますが、浴衣と長襦袢を縫ったので、 次はリサイクルも兼ねてこちらを縫ってみたいと思いながら迷っています。
  秋に着る単衣に着たいと思っていますが、すべりが悪いかも、と分からないことが多いです。 もしかしたら、お母様はこうなさっていた、というようなお話もうかがえるかも・・・と思い質問致しました。よろしくお願いいたします。
 「付け下げを襦袢に仕立てる」 「やってやれないことはない」としかお答えできません。
  表生地も襦袢も同じ縮緬や羽二重、絽などの生地を使っています。何が違うのかといえば目方が違います。表生地は厚く、襦袢地は薄い生地を使っています。 それから、襦袢地の場合すべりの良い生地を使っています。
  袷用襦袢の場合、表生地は700g前後、襦袢地は500g前後です。 昔は絹が貴重だったので表生地か襦袢地か分からないような生地もありましたが、現在は重さではっきりと区別できます。 付け下げ地で襦袢を仕立てた場合、「重い」「着難い」といったことがあると思います。
  五泉の駒絽でしたら同じような組織の襦袢地はありますので、「やってやれないことはない」というところでしょう。
 こんばんは。お忙しい中、ご回答頂きましてありがとうございました。
  「やってやれないことはない・・・」と、私もそう思います。 そして「重い、着難い」との指摘を頂いた通りかと納得しました。
  また目方を聞いて、そんなに違いがあるのかと驚いています。
  やはり襦袢の役割も考えたほうが美しく機能的に着る事ができるんですね。 大変勉強になりました。ありがとうございました。

|戻る|