489.居敷当について   
 はじめまして、こんにちは。
 ご意見をお伺いしたいのですが、 小千谷縮を仕立てようかと思うのですが、 居敷当を付けるべきか、迷っています。 補強の為や、シワの予防の為につけようかとも思います。
  もし、付けるとしたら、麻の居敷当になるのでしょうか?
  背伏せだけのほうが、家でもお手入れ出来ていいかしらなど、 千々に心迷うばかりです。 アドバイス、お願いいたします。
 返信遅くなりました。 居敷の付け方はいろいろあります。
1.余りの共布を使う方法。
  この場合、余り裂に制限がありますので、小幅で出来る範囲内ということになります。小幅ですので単衣の場合縫い目が出てしまいます。縫い目が気にならなければこれでも良いです。
2.広幅の居敷をあてる。
  これは当社で推奨している方法ですが、広幅の生地を脇縫いから脇縫いまで当てます。縫い目が出ず、背縫いもしっかりと守ることが出来ます。 生地は大幅の羽二重地を使いますが、薄物の場合は大幅の紗の生地を当てています。
  小千谷の場合、羽二重や綿、化繊などを使うわけには行きませんので、麻の生地が良いと思います。ただし、麻の生地といっても大幅の生地は入手が困難でしょうから2.は難しいと思います。
  当てるとしたら共生地の1.の方法でしょう。 どれくらい余り裂があるかどうかも問題になります。 共生地が十分にあれば居敷をあて、なければ背ぐるみをしてはいかがでしょうか。
 書き足りませんでした。 「背ぐるみ」と書いてしまいましたが、正しくは、 「共の背伏せをする。」です。 衿から背伏せ分を欠いて使います。
 アドバイス、ありがとうございます。 やっぱり、大きく当てを取れる方法が理想的なのですね。 単衣の大島等は、今までもそうしてきたので、安心いたしました。
  ですが、麻の居敷当てにできるような布が手に入りにくいとは思っていませんでした。 絹物は、胴裏の物を利用していたもので。。。。。 例えば、麻の長襦袢地を利用するようなことはできますか? よろしくお願いいたします。
 麻の襦袢地を利用することは可能かと思います。 ただし、小幅ですので広く当てることは出来ないので縫い目が出てしまうし思います。

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