70.梅雨の前に
 ゆうきくんさん、こんにちは。
 今回は梅雨の前の着物の手入れについて教えてください。
  本格的な梅雨が来る前に、着物の湿気を取っておきたいと思っています。
  以前、和裁の教室でに虫干しのことを尋ねたことがありますが、そのお返事は「天気のいい日に窓を開けて、2、3時間でもいいから干しておくように」とのことでした。ところが、天気のいい日といっても用事があれば出かけなくてはいけません。最近は治安も悪くなり、窓を開けたままで出かけるのは心配です。日曜日こそと思っても天気が悪かったりでなかなか虫干しできない状態です。
  たいした数の着物も持っていないのに虫干しする前に梅雨が来そうです。 どうぞ、何か良い方法をご存知でしたら教えてください。
  反物もあります。洗い張りをしたものも、買ったままのものも。反物も巻き棒からほどいて干すのですか?
  着物を入れているタンスはごく普通の整理ダンスで、着物用の桐タンスではありません。こういうタンスに入れておくよりはそれこそ衣裳ケースにでも入れたほうが良いのでしょうか。 いろいろとお尋ねして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

 「梅雨時の虫干しの仕方」ということですが、「晴れた日に虫干ししてください」としか申し上げようがないようです。乾燥剤とかいろいろと文明の利器が出ていますが私には分かりません。 晴れて乾燥した日に箪笥を開けただけでも湿気は取れますので、短時間でも晴れた日には箪笥を開けてみてはいかがでしょうか。

反物は解いて乾かせば一番良いのかもしれませんが、箪笥から出して乾いた風に晒すだけでもずいぶん違うようです。

衣裳ケースの場合は置く場所が問題だと思います。箪笥にしても衣裳ケースにしてもまめに晴れた日に空気に晒すようにしたらと思います。

 お返事をいただき有難うございます。
  箪笥を開け放しにしておくだけでも随分と良いとのこと、安心しました。というのは箪笥の中には家族の知らない着物が幾つか有りますもので、おおっぴらに「虫干しだーい!」とできないのです。「誰が袖?」と、聞かれたら困りますから。でもこれならば私にもできそうです。反物は解かずに天気もいい日に部屋に出しておくことにします。こまめに、こまめに梅雨の時期をやり過ごします。お忙しいところ、どうも有難うございました。
 私にもちょっとだけ質問させてください。
  桐箪笥から季節になるとよく着る着物や帯を出して、たとう紙のまま何着も部屋の隅に積んであるのですが(週二回は着ます)、梅雨時はこのような状態はいけないでしょうか。
  以前に虫除けの効果があるという黄色い紙を挟んだりしておりますが・・・。 しょっちゅう入れ替えしたり、たとう紙を開けたり閉めたりはしているのですが。 桐箪笥に入れてあるのは本当のフォーマルものだけで、普段用の紬は年がら年中外に出ています。 ・・・こんなのは問答無用!・・・でしょうか。
 返事遅くなってすみません。
  箪笥に入れずに置くのは悪いことではないと思います。 ただし、置かれている状態が問題です。風が通るところでは梅雨時でも湿気を含みっぱなしということはないでしょうから常に着るものであれば問題はないと思います。
  しかし、湿気の多い部屋だったり、あとはゴミ、ホコリ、虫などの問題がなければですが。 鉄筋やマンションでは湿気がこもりやすいので気をつけてください。
 ゆうきくん。 幸いにも着物の置いてある部屋は風はスースー通ります! ごみ、ほこりは何とか・・・と思いますが、虫はというと・・・。 ちょっと自信ありません。
  たとう紙のなかに一つ一つ入れていたのでは着物に触れてしまいそうですし・・・。 せめて、まめに開け閉めいたしますね。

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