81.B反結城紬の仕立て

 結城紬を手に入れました。 某デパートで開催していた「伝統の職人展」にて。
 茨城県結城市の織物工場の機械機で織られた120山の結城紬です。 (結城紬のサイトをみたら 単位は「亀甲」というようですが、根っからの織物職人と判るの社長は「山」という単位で呼んでいました)
  まっとうならば「伝」のシールも貼られて100万円もの値がつくというソレは絣糸の括りが一箇所甘かったせいで、紬柄に抜けがあり、二束三文に。 抜けた位置は反物のほぼ中央、1尺おきに計7ヶ所。 といっても120山の亀甲の一つが抜けただけなので、言われなければわからない程。
  さて、この反物の仕立てをどうしたら良いでしょうか。 目立たないように配置することは可能でしょうか? それとも、ひらきなおって、気にしないで裁断してしまうか? お知恵をお貸しください。

 きものを仕立てる場合は通常、「袖」「身頃」・・・と採って行きますが、B反を仕立てる場合は、通常の採り方にこだわらずに用尺を採ります。
  できるだけ、難のある所を
  1.余り裂になるように
  2.縫込みに
  3.掛襟の下、襟の裏になるところに
  4.帯で隠れるところに
  5.下前に 6.後身頃の下の方等に なるように工夫します。
  七箇所の難があると言うことですが、全て1.にすることは難しいですが、パズルをする感覚で積もってみてください。 要は目立つところに難を出さないことです。上前の真ん中とか胸のあたりに出ないように。 絣の場合は通常裏表使えますのでパズルは比較的容易だと思います。

>できれば、難のある所を
>1.余り裂になるように
>2.縫込みに
>3.掛襟の下、襟の裏になるところに
>4.帯で隠れるところに
>5.下前に
>6.後身頃の下の方等に
>なるように工夫します。

結構、隠せるところがあるんですね。7箇所7尺分なので、まずは下前オクミに入れて、襟に入れて、残りは下前身頃というところでしょうか。 ほぼ、どまんなかですので、半幅に切ると縫い代かもしれません。

>絣の場合は裏表使えますのでパズルは比較的容易だと思います。

「裁断したら、裏表がわからなくなりそうだ」と思ったんですが、裏表使って良いのですね。 ありがとうございます。

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