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全日本きもの研究会 きものQ&A

85.袷の裾の直し方

きものQ&A

質問者

 はじめまして。ゆうきさんの説明ってわかりやすいですね。
 
 普段、出来るだけ着物を着るようにしています。今は主にウールですが、たまに「とうち(モスリン?)」を重ね着にしたりしています。
 
 で、教えてほしいのですが、袷の八掛の裾が擦れてきて破れ状態なのですが、応急処置としてどうすればいいですか?いずれ替えなければとは思っていますが・・。和裁の知識がないので悩んでいます。

ゆうきくん

 きものを良く着る人は八掛が擦り切れるのに悩まされるようです。八掛は擦り切れる事によって、表生地を守っているのです。きものは合理的ですね。
 
 さて、応急処置ですが、私の母は擦り切れたら単純に縫いこんでいます。つまり、丈を短くしてしまいます。1~2cm程度丈(衿下)が短くなりますが、着る分にはそう不都合は感じないようです。
 本当は解いて八掛をずらして使うのですが、大手術になりますので応急処置としたら丈を詰めるのが一番良いようです。

質問者

  早速にご返事有難うございます。挑戦してみます。

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参照:「きもの春秋終論 Ⅵ-6.古い着物はどうしたらよいか (着物のメンテナンス)」

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