全日本きもの研究会 きものQ&A
414.嫁入り支度
きものQ&A
質問者
こんにちは。嫁入り支度についてお伺いいたします。妹が結婚することになり、着物を用意したいとのことで、古典柄で落ち着いた色合いの訪問着と、合わせて袋帯を作りました。
既にあるのは、普段に着れそうな小紋が2枚、頂いたものがあります。子供の行事などの機会に、着物を着てきた私としては、訪問着とあと何か1枚、そのような機会に着られる物があるといいなと思っています。かしこまりすぎず、砕けすぎず、程々に相応しい着物は、どのようなものがあるでしょうか。
色無地(私はこれを着ました)、江戸小紋などが無難でしょうか。例えは、古典柄の飛び柄小紋・・・などはどうでしょうか。長年のご経験から、その他おすすめがありましたら、教えて下さいませ。
ゆうきくん
もう一枚つくるのでしたら、やはり色無地か江戸小紋が無難でしょう。
色無地でも地紋のある色無地は、ものによっては小紋感覚でも着られます。 江戸小紋の同様です。 紋を付けるか付けないかは、着る場所を想定して考えてはいかがでしょうか。
紋は後でも付けられますので、結婚式などに出席することが決まってからでも付けられます。
質問者
早速お返事頂いたのに、なかなかお礼できず失礼しました。色無地は、素材、地紋、色、帯次第で色々な雰囲気が楽しめる、奥の深い着物だと思います。お陰様で、妹も和服の嫁入り支度が整いました。アドバイスをありがとうございました。
参照:「きものQ&A 395. 結納代わりの両家顔合わせでの本人の着物」